検 索 無料配信 番組表

喰いタン

2006年1月期 土曜ドラマ
ストーリー

第1話「事件現場の証拠を食う!?」

2006年1月14日放送

探偵事務所『ホームズ・エージェンシー』に高野聖也(東山紀之)が姿を見せた時、なんと大量の蒸し立ての中華マンが一緒だった。

オーナーから、新リーダーが来るとの連絡を受けていた所員の野田涼介(森田剛)と出水京子(市川実日子)は、“マイ箸”まで持ち歩く大食漢で、食い意地が張った聖也の登場に戸惑う。

まもなく、全員で出かけた際、たまたま無銭飲食男の捕り物劇に協力したことから、聖也らは、顔見知りの刑事・五十嵐修稔(佐野史郎)が担当している事件の現場に向かうことになった。

事件は、横浜市内で発生した殺人事件。
不動産業を営む山下正治という男が、自宅で絞殺されたのだ。

聖也らは、キャリアらしい女刑事・緒方桃(京野ことみ)が指揮する捜査を見守る。
山下は、出前の寿司を食べている最中、何者かに殺されたようであった。
ところが聖也が、何を血迷ったのか、遺体のそばの寿司桶に残っていた証拠の寿司を食べてしまう。
これを見た現場の関係者が凍りつく中、桃は聖也の確保を指示。
所轄のみなと署に移送された聖也は、証拠隠滅の容疑で取り調べを受けるはめになった―。

 

第2話「中華街を食い尽くす!」

2006年1月21日放送

横浜港で来日5年になる中華料理店の主人の他殺死体が見つかる。

司法解剖で胃の中から未消化の豆腐、挽き肉、長ネギ、唐辛子、味噌などが検出されたため、警察は、被害者が麻婆豆腐を食べた直後に殺されたと見て、ライバルの中華料理店を調べ始める。

聖也(東山紀之)も、山内署長(伊東四朗)から捜査協力を依頼されるが、被害者の胃の内容物に合致する麻婆豆腐を作る料理店を特定することが出来ない。

そんな中、事務所に遊びに来た金田一少年(須賀健太)が被害者の息子と間違われ、涼介(森田剛)と一緒に、犯人に拉致されてしまう。

 

第3話「テレビ局を食い荒らす!」

2006年1月28日放送

優勝賞金500万円を目指して、聖也(東山紀之)と涼介(森田剛)が、料理を扱ったテレビのクイズ番組に出場する。

涼介は、学生時代の後輩・森山瞳(須藤温子)がフードコーディネーターとして裏方で働いていると知り、大張り切り。

ところが、番組の収録中、司会の川上逸郎(平泉成)が苦悶の表情で倒れてしまう。原因は蕎麦アレルギーによる発作。周囲の目は、川上にセクハラを受けていたらしい瞳に注がれる。

そんな中、今度は、ゲストとして出演していた女優、マダム・ラン(銀粉蝶)のネックレスに付いていた大粒のダイヤが消えてしまい――。

 

第4話「毒入り鍋を食い倒す!?」

2006年2月4日放送

聖也(東山紀之)らが、初老の婦人・山田房枝(草村礼子)から、ヤミ金から金を借り返済できずに逃げ回っている孫・幸平の捜索を依頼される。

房枝の話によると、幸平は何者かを殺そうとしているらしいのだ。事務所に泊り込んだ房枝は、自慢の手料理で聖也らを応援しながら捜索を見守る。

そんな中、京子(市川実日子)は、ヤミ金界のドン・松本静夫(浜田晃)が房枝の初恋の相手だと思い込み、再会のお膳立てをする。これを知り笑顔で料理の準備を始める房枝。しかし、見つかった幸平の話から、房枝が、幸平を苦しめている松本の毒殺を狙っていることが明らかになって―。

 

第5話「バレンタインチョコを食いまくる!?」

2006年2月11日放送

バレンタインデーが近い横浜市内で、連続女性パティシエ殺人事件が発生。

現場にやって来た聖也(東山紀之)は、残されたケーキに事件解決の手掛かりがあるとにらむ。このケーキの背の部分には、“4”が裏返しになったような字と何本もの横線が組み合わさった模様があるのだ。

2人の被害者が同じ製菓専門学校の卒業生だと知った桃(京野ことみ)は、残されたケーキを作ったパティシエが次の殺人のターゲットになると推理し、警戒を強める。

そんな中、京子(市川実日子)が手作りチョコを作っているのを見ていた聖也は、現場にあったケーキの秘密に気付いて――。

 

第6話「思い出コロッケを食い尽くす!」

2006年2月18日放送

聖也(東山紀之)らは、外食チェーン会長の野々村重蔵(金田龍之介)に、20年前に食べた思い出のコロッケを探して欲しいと頼まれる。

だが、そのコロッケ店・亀屋があった狸橋商店街は再開発の荒波をかぶっており、店も移転して見当たらない。

京子(市川実日子)は、ネットを使って情報収集を試みるが、コロッケ店探しを止めろとの脅迫電話が掛かり、イヤガラセを受け始める。桃(京野ことみ)と五十嵐(佐野史郎)に相談した聖也と涼介(森田剛)は、20年前、狸橋商店街で転落変死事件があり、それに亀屋が関係していると知る。

 

第7話「学校給食を食いまくる!」

2006年2月25日放送

聖宝石強奪事件に絡んだ殺人が発生する中、聖也(東山紀之)が金田一少年(須賀健太)の頼みで、京子(市川実日子)と一緒に1週間の自由授業参観に出席する。

聖也の目的は美味しい給食をいただくこと。

だが、子供たちに好き嫌いが多いと気付いた聖也は、“もったいないお化け”の話をして、食べ物の大切さを訴える。

そんな中、警備員が、夜の校舎内で怪しい人影を見たと証言。それが“もったいないお化け”だとの噂が流れる。金田一少年は、大好きな黎(小池里奈)に、その正体を突き止めるよう頼まれて――。

 

第8話「お好み焼きを食い荒らす!?」

2006年3月4日放送

麻薬が関係していると見られる殺人事件が発生。

現場の状況、被害者の衣服に付着した遺留物などから、事件に小麦粉が関係していることが分かる。自慢の舌で、その小麦粉がお好み焼きの粉だと見抜いた聖也(東山紀之)は、現場付近のお好み焼き屋をハシゴ。そして、一軒の店に犯人がいると気付く。

やがて、聖也、涼介(森田剛)、京子(市川実日子)の3人は、何者かの罠にはまり倉庫に閉じ込められるが、そこには残り時間10分の時限爆弾が…。時限装置の解除に失敗した3人は、絶体絶命の大ピンチに!

 

第9話「最終回15分拡大SP!!」

2006年3月11日放送

時限爆弾の爆発と共に、海に消えてしまった聖也(東山紀之)。

その運命を悟った涼介(森田剛)は、聖也のリベンジを誓い、一番怪しい結城(佐々木蔵之介)の尾行を開始する。だが、結城は、涼介の動きを見透かすように『パリー』というキャバレーの近くで姿を消してしまう。

そんな中、帰国した金田一少年(須賀健太)が派手なファッションでキメた聖也そっくりのダンサーを連れてくる。その男は、趣味、嗜好などが聖也とは全く異なる人物。涼介は、その男が『パリー』で踊っていると知り、興味を抱く。

やがて、ドラマの舞台は、横浜から出航する豪華客船へと移るのだが――。

果たして、聖也にそっくりの男とは一体誰なのか?
結城は敵なのか味方なのか?
事務所のオーナーはその姿を現すのか?
そして、喰いタン・高野聖也は?

見どころ満載! 涙と笑いの15分拡大最終回スペシャル。

 

喰いタンSP「香港ぜんぶ食べちゃうぞ!編」

2006年9月30日放送

事務所の幻のオーナーからチェロの運搬を頼まれた涼介(森田剛)と京子(市川実日子)が、商社マンの父・耕助の所に遊びに行くという金田一少年(須賀健太)と共に食の都・香港にやって来た。さっそく、香港のホームズ・エージェンシーを訪ねた涼介らは、そこで、横浜の事務所から姿を消した聖也(東山紀之)を発見。聖也が、それぞれ自分たちと同じ年恰好の3人、ラウ(北岡龍貴)、ケリー(春日井静奈)、チャン少年(張沢紫星)を使って香港警察に協力し、大活躍していると知った涼介らは、ア然となった。

そんな折、聖也の元に、はるばる日本から桃(京野ことみ)と五十嵐(佐野史郎)が訪れ、横浜で発生した事件への捜査協力を要請した。事件というのは、早瀬久志(小松英文)というフリージャーナリストの他殺死体が、横浜の埠頭で発見されたというもの。被害者が殺される少し前まで香港にいたと知った桃は、司法解剖で判明した胃の内容物の報告書を持ち、その立ち周り先を調べに来たのだ。捜査資料を見た聖也は、被害者が梨入りの酢豚を食べたとにらみ、桃らと店の特定を開始した。

京子とケリーが買い物に出かける中、金田一少年、チャンと一緒に耕助の駐在先の部屋に行った涼介は、内部が荒らされていると知り、胸騒ぎを覚えた。耕助は、2日前から、会社を欠勤しており、連絡も取れない。涼介らは、部屋の中で見つけた『亀』という文字を手掛かりに、耕助捜しに乗り出した。

まもなく、涼介は、表情が暗い金田一少年から、思わぬ話を聞き出した。実は、金田一少年は、耕助とペアで豚のストラップを作ったが、横浜の被害者がなんと耕助の持っているはずのストラップを握りしめていたというのだ。桃が持ってきた捜査資料の写真を見た金田一少年は、耕助が人を殺してしまったかもしれないと考えて脅えていたらしい…。

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