close

カラッチ一族のなかで最も傑出していたアンニーバレは、宗教画や神話画を手がけるかたわら、日常的場面や風景も描き、17世紀における風俗画と風景画の独立に大きく貢献しました。この作品は、真摯な観察に基づく自然描写に、適度な理想化を加えるアンニーバレの力量をよく示しています。