マツコ、東京藝大との中継で芸術家の卵たちの苦労に理解示す
日本を代表する芸術家を数多く輩出!美大生の進路に注目
2月8日の「マツコ会議」は、東京藝術大学から中継!岡本太郎や村上隆など、日本を代表する芸術家を数多く輩出する名門校にも関わらず就職率は2割程度だそうで、その進路の実態に注目していく。するとマツコから「サラリーマンになりたい人たちの集まりじゃないんだから、就職率悪いに決まってるじゃない」と早くも突っ込みが。
現代アートを学ぶ「先端芸術表現科」の学生による、何台もの放置自転車をつなぎ合わせた大がかりなオブジェや、自分自身の何百枚もの自画像とパンチングマシーンを組み合わせた独特なアニメーションなど、独創的な作品が続々登場!多様な表現に、マツコも思わず「(芸術作品の)境目がなくなってきたわね。自分を表現するのに、今までは(彫刻の)塊1個とか、一枚の(絵画で描いた)1つ瞬間だったわけじゃない」「スゴい可能性がある」と興味津々。
またホームビデオやミニチュアの部屋の模型などを使い、誰もが懐かしむ幼少期の思い出をモチーフにした作品を紹介する学生が「つらいこととか苦しい体験よりも、幸福な思い出の方がいつまでも自分を縛ってる気がしてる」と話す姿に、マツコは「だから生きていけるんじゃない、人間って。つらい思い出ばっかり心に残ってたら、生きるの嫌になるもん」「私は見てて、スゴく気分がよくなる作品よ」と、作り手の心情に寄り添いつつコメントしていく。
「卒業後、お金や時間をどうするか…」芸術家の卵達の苦労
学生たちに進路について尋ねると、インターン希望や広告関係の会社に内定が決まっている学生がいる一方、多くは大学院への進学を希望している様子。しかしマツコは「大学院にどうしても進みたいっていうよりは、時間延ばしをしたいわけよ。アーティストとしてやるためにね」と、その進路に持論を展開する。
すると学生からも「アーティストになるにしても、お金だったり場所だったり、どうやってくってくか」と、現実的な問題とは切り離せないようだ。そこで最近では、卒業後も学生たちの創作活動を支える仕組みを作ろうとしてくれているとのこと。
マツコも「卒業してから10年ぐらい優しくしてあげれば、芽が出る人とかでるかもしれないじゃない。20代前半で芸術家になりたい人が『どうにか一人でしなさい』って言われても、なかなかキツいっすよ、そりゃ!」と、芸術家の卵達の苦労に寄り添うのだった。
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