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発見!世界最大のタコ
#700 (2003/09/28)
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放送開始から満14年、700回を迎えた「目がテン!」。そこで今回は、東京からちょうど700キロ離れた北海道・南茅部町で、世界一の大きさになるミズダコ捕りに矢野さんが挑戦!あわせて不思議生物タコを科学の目で解き明かしちゃいます。700回にタコ・・・合ってるんだか合っていないんだか・・・。
タコといえば吸盤。その粘着力はどれだけのものでしょう?そこで水族館にいた体長1メートルのミズダコの吸盤の力を番組で測定しました。タコのホタテガイにロープを結び、タコが食いついたら重しを加えて引っ張ってみました。結果はなんと20キロまで耐えられたのです。タコの吸盤は張り付くと、張り付いた面を筋肉の動きで真空にするので、この様に強じんな力を発揮するのです。
そしてこの吸盤をよく見ると、オスとメスを見分けることが出来るというのです。まず、オスは8本の脚の内1本の先が交接器になっています。吸盤が無いのが目印。オスはこの交接器をメスの輪卵管に挿入し、交接をするのです。
さらにもう一つの見分け方は、吸盤が大きく雑に並んでいるのがオス、整然と並んでいるのがメスなのです。メスの方がおいしいと言われているので、皆さん探してみて下さいね。
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タコは吸盤でオスメスが分かる。脚1本の先に吸盤が無く、吸盤が大きく不揃いなのがオス。
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なぜイカ墨の料理があるのに、タコ墨の料理は無いのでしょう。その謎を解き明かすべく、「目がテン!」では有名なイタリア料理のシェフにタコ墨パスタの料理をお願いしました。すると、イカの墨に比べてタコの墨は取り出すのが難しく、さらに量も少なかったのです。しかしスタジオで所さんが試食してビックリ、なんとタコ墨パスタ、イカ墨パスタよりおいしかったのです!イカ墨パスタが苦手な所さんが、なんと完食!
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タコ墨のうまみ成分は、イカ墨の1.5倍もあった!採りにくく量も少ないのが残念!
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北海道を訪れた矢野さん。ミズダコ漁は、タコ壺ではなく“タコ箱”で行うのです。しかしなぜタコは壺やら箱やらに、簡単に入ってしまうのでしょう?それは、タコが巣穴に棲む生物だからなのです。
あいにく荒れ模様の海。しかし見事タコ箱に巨大ダコは入っていました。その大きさは体長2.3メートル、体重30キロ!最大で3メートルになるといわれるミズダコなので、これは見事成功といっていいでしょう。
スタジオではこのミズダコを茹でたものが登場。これがまた所さん大絶賛のうまさ。巨大なミズダコは、なんとおいしいタコでもありました。
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