オバサン
が若返る方法
第1094回 2011年8月6日
未曾有の不況と災害で元気のない日本…。そんな中でもパワー溢れるのが、あき竹城さんを始めとするオバサンタレントや、尾木ママなどのオバサンキャラの有名人！そこで今回は、若い人に街で聞いた「
オバサン
に抱くイメージ」を科学で解明しちゃいます！
①なぜオバサンは、どぎついパーマをかける？
オバサンたちに多い、「クルクルとしたパーマ」。街でご本人たちに「クルクルパーマ」をかける理由を伺ってみると…多くの方が、「歳をとって髪のボリュームが減るので、若く見せるため」と言います。そこで、本当に若く見えるのか実験です！普段パーマをかけていないオバサン３人に、美容室でボリュームの出るパーマをかけてもらい、写真を撮影。
街行く２５人の方に、まずはクルクルパーマをかける前の３人の写真を見せ、年齢を予想してもらいます。すると５０代が最も多く、中には６０代という回答まで！続いて、パーマをかけた後の写真を見せ、同じく年齢を予想してもらうと…今度はなんと６０代という声が連発！３人ともパーマをかけた後のほうが、平均で２〜４歳も老けて見られてしまったのです！
その理由を皆さんに尋ねると…「パーマがきつすぎる」との声。そこで、
原宿のオシャレな美容室で、若者がかけるような「ゆるいパーマ」にかけ直してもらい、ボリュームもダウン。その３人の写真を見せると…なんと４０代という回答が一気に増え、３人は平均で２歳以上も若く見られたのです！
では、なぜどぎついパーマをかけているのか、ご本人たちに伺うと…「ゆるくかけるとすぐ取れてしまう」という意見が多数。そこで、別のオバサンにゆるいパーマをかけてもらい、一週間後にお宅を訪ねると…確かにパーマは取れてしまっていました。
この理由を髪の研究家に伺うと…「歳をとってくると、女性ホルモンの減少により、髪質が変化し、細くコシがなくなり、パーマを保つ力が弱くなるので、強いパーマでないとすぐに取れてしまう」のだそうです。
ゆるいパーマのほうが若く見られることが多いが、歳をとるとすぐに元に戻ってしまうため、オバサンはどぎついパーマをかけているのだ！
②なぜオバサンは、話が長い？
オバサンたちのおしゃべりを俗に井戸端会議と呼ぶほど、オバサンの話は長いイメージですよね。
そこでこんな実験！スタッフが５つの質問をして、どれぐらい長く話すのかを測定します。まずは比較のためオジサン５人で実験。すると…皆さん質問に対しての答えだけを短く話し、１番長い方でも、２分ほどで終了。そして、オバサンにも同じ５つ質問を投げかけると…話はなかなか終わらず、途中でどんどん話題を変えて話し続け、なんと自ら感極まって、涙を流す一幕まで。結局この方は２０分を過ぎたところでようやく終了。最長の方は、次々と話が変わっていき、話し続けること、なんと５８分１７秒！その他の３人を含め、全員が男性の会話時間を上回りました。
この理由を専門家に伺うと…
「これは、女性が長い時間をかけて得た能力で、大昔から子育て中は、まだ喋れない子どもを相手に、一方的に話題を変えながら長い話をする必要があり、さらに、子育てを経験しているオバサンには、よりその傾向が強くなる可能性があると考えられる」
そうです。
③なぜオバサンは、派手な服を着るの？
オバサンは、なぜ大柄で、ド派手な服を着るのでしょう？街でご本人たちに尋ねると…「若く見えるから」という意見が多数。では、派手な服を着ると、どれぐらい若く見えるのか実験です！
２０人の学生さんに、１０人ずつの２グループにわかれてもらい、彼らには第一印象でオバサンの年齢を答えて欲しいと伝えます。一方、４人のオバサンには、自分のクローゼットの中から一番地味な服と一番派手な服を選んで持参してもらいました。そして、１人ずつ、Ａチームの前では地味な服で、Ｂチームの前では派手な服で登場してもらいました。すると…４人全員とも、派手な服のほうが平均で２〜４歳ほど老けて見える、と言う結果に！
オバサン本人が、自分が一番若く見えると思っている派手な服なのに、実は逆効果のようなんです。そこで、街でオバサンたちに、なぜ派手な服を着ると若く見えると思うのか聞いてみると…「気持ちが明るくなる」との答えが。これは本当なのでしょうか？
そこで実験！
先ほどの４人のオバサンに、２人は派手な服、２人は地味な服を着てもらい、１０分間大好きなおしゃべりをしてもらいます。トークテーマはルーレットで決定。すると…テーマが決まった途端、派手な服を着たオバサンが喋り始め、地味な服を着た２人は、ほとんど聞き役状態に。結果、派手な服を着た２人は地味な服チームの２倍も長く喋っていたのです！
その後、違うテーマで２回実験しても、派手な服を着た２人は圧倒的に長く話しました。でも、この２人がたまたま話好きだったのかも知れないので、全員に地味な服と派手な服を逆にして着替えてもらい、再び同じように喋ってもらいます。そして、３回実験を行った結果、１回はほぼ同タイムでしたが、残りの２回は派手な服に着替えた２人が、倍近く話すという、先ほどとは真逆の結果に！この理由を専門家に伺うと、「オバサンは、若い頃に比べると身体的に衰えてしまう面もあるので、派手な服を着ることで気分を盛り上げていると考えられる」そうです。派手な服を着るのは、見た目よりも、内面のモチベーションを上げるためだったんですね。
オバサンは、派手な服を着ることで、気分が盛り上がり、若返ったような気分になるのだ！
その理由を皆さんに尋ねると…「パーマがきつすぎる」との声。そこで、原宿のオシャレな美容室で、若者がかけるような「ゆるいパーマ」にかけ直してもらい、ボリュームもダウン。その３人の写真を見せると…なんと４０代という回答が一気に増え、３人は平均で２歳以上も若く見られたのです！
そこでこんな実験！スタッフが５つの質問をして、どれぐらい長く話すのかを測定します。まずは比較のためオジサン５人で実験。すると…皆さん質問に対しての答えだけを短く話し、１番長い方でも、２分ほどで終了。そして、オバサンにも同じ５つ質問を投げかけると…話はなかなか終わらず、途中でどんどん話題を変えて話し続け、なんと自ら感極まって、涙を流す一幕まで。結局この方は２０分を過ぎたところでようやく終了。最長の方は、次々と話が変わっていき、話し続けること、なんと５８分１７秒！その他の３人を含め、全員が男性の会話時間を上回りました。
