身の回りにある様々な色は、実は私たちの感覚にも様々な影響を及ぼすのです。番
組では馬場リポーターほか計4人が、真っ赤な部屋と真っ青な部屋にそれぞれ45分ず
つ入って、その際、体に起こる変化を測定。その結果、赤い部屋では4人中3人の血圧
が上昇、対して青い部屋では3人の血圧が下がるという結果が出たのです。
さらに、どれくらいの時間が経ったと感じたかを聞くと、赤い部屋では、110〜200分であるのに対し、青い部屋では20〜35分と、全然違う結果が出ました。
今度は、赤と青と白の3台の車を用意。3台の車を横一列に並べます。すると、何と
青い車が一番小さく見えるのです。ということは、近くに有っても小さく、遠くに見
えるということで…なんと、青い車が事故率が一番高いというデータも有るではありませんか!
| 青には時間を短く感じさせる効果がある。 仕事場などには向いている! ただし、車では事故に注意が必要!?
|
|
その他、街中でも実験。同じ重さの黒と青と白の3つの鉄球、同じ温度の赤と青の水を準備し、街行く人に感じる重さ、温度の印象を語ってもらうと、黒い球を重く感じる人が圧倒的に多く、赤い水を温かく感じる人が多かったのです。やはり色は、人間の知覚に大きな影響を与えていたのでした。
|