2回目でもおいしい!目がテン!?ライブラリー

科学で遊ぶ春キャンプ  #379 97/05/04


 寒い冬がようやく去り、やってきました「春」。草木が芽生え、動物も冬眠から目覚め、すべてが活動的!こんなときは、じっと部屋の中に閉じこもっていたりせず、アウトドアへ出かけましょう!!

キャンプ用品を前にした所さんたち 一泊二日でキャンプに出かけたのは、キャンプ初心者の矢野さん一家。早速、矢野さんがとりかかったのはテント設営。湖の近くの見晴らしのいい砂地にテントを張ろうとしますが、なんとそのままでは危険!?なのです。良く見るとそこだけ石がごろごろしている!なんと、そこは雨が降ると川になってしまうような場所だったのです!

 テントを張るのに適した場所とは、周囲の変化の影響を受けやすい湖の湖畔や崖の下などではなく、平坦な林の中なのです。
 テントにはドーム型テントと三角型テントがあります。昔懐かしい三角型テントにかわって、現在主流なのがドーム型テント。そこで、プロによる設営実験!よーいドンで同時に両方のテントを張りはじめてみると、ドーム型は部品も少なく、半分以下の時間で出来上がってしまいました。

テントの中で風に吹かれる魚住アナ テントの大敵はずばり風。そこで実験、テントはどこまで風に耐えられる?巨大扇風機を用意してドーム型テントに風を吹き付けてみると・・・風速10m、15mだんだん上げていくと・・・ついに風速20mでポールが折れ曲がりました!きちんと張っていても風に弱いテント。テントの設営方向には風向きが重要なのです。

 キャンプといえばお食事、飯盒炊飯です。矢野さんも飯盒炊飯に挑戦!どうも不安な矢野さんはときどき飯盒を開けてみたりして・・・でもなんとか炊けました!早速味見してみると・・・べとべとしている??隣で炊いていたプロのご飯は当然おいしい!そこで、温度センサーを飯盒の中に入れてみると、最初から強火で温度の高いプロの御飯に対し、矢野さんは弱火でした。実は、弱火で炊くと、米が余分な水分を吸ってしまうのです。



ポイント飯盒は最初から強火で炊くのがコツ!


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