夏祭りや秋のお祭りに欠かせないのが、金魚すくい。ムキになってたくさんすくって来るのですが、その後、皆さんのご家庭で金魚はどうしていますか?きちんと金魚を育てている人がどれほどいるでしょうか?ほどなく死んでしまって悲しい思いをした人も多いことと思います。でも、金魚の長生きギネス記録はなんと43歳!金魚はそんなに簡単に死ぬ魚ではないのです。では、正しい金魚の飼い方とは!?
金魚はもともとフナの一種でした。突然変異で赤い色になったフナを人間の手で品種改良していったと言われています。それが証拠に、金魚の赤ちゃんは必ず皆黒い色をしています。ところが、3ヶ月を過ぎると、赤い部分がどんどん広がっていきます。でも、金魚はどうやって身体の色を変化させていくのでしょうか?金魚の元になったフナは、赤と黒の色素を持っているため、下地が赤い色をしているところに、最初黒い色素が多いため黒く見えます。ですが、成長とともに、だんだん黒い色素が少なくなり、下が見えて赤く見えるようになるのです。
金魚を上手に飼うには、とりあえず汲み置きした水に、金魚の袋ごと20分ぐらい付け、水温に慣らしてやります。しかし、金魚鉢に放したとたん、なにやら金魚が口をパクパクしているではありませんか?どうも酸素が足りないようなのですが…金魚鉢で金魚を飼うには2匹が限度。金魚を正しく飼うには、飼う金魚の数に応じた大きさの水槽が必要なのです。
金魚が落ち着いてくる3日目になってようやく、エサをあげることが出来るようになります。ところが、エサをあげても、すぐに食べに来る金魚と、なかなか来られない金魚がいます。そこで、金魚同士の泳ぎのスピードを比べてみましょう。すると、
ひらひらの大きな尾ビレを持った出目金がどんどん放されていくではありませんか!これは…出目金の尾ビレでは、上手く水を叩けないため、パワーが出ないのです。
金魚は飼っているといったいどこまで大きくなるのでしょうか?そこで、巨大金魚がいるという噂を聞き付け、早速急行してみると、なんと34センチもあるではありませんか!もともと金魚すくいですくった金魚だとはとても思えません。そんなに巨大に育つ秘訣とは?よく見てみると、巨大金魚の水槽には緑の藻がびっしり。その藻は、金魚のエサになると同時に、光合成を通じて金魚に酸素を供給し、安定した生活環境を作り上げるのです。
| 金魚の水槽に藻が生えるのは必要なこと!
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金魚は飼っている人になつくことがあるといわれていますが、果たして本当なのでしょうか?実際、金魚の視力はあまり良いとは言えませんが、確かに人のアクションに反応します。どうやら水を通じて音を聞いているらしいことはわかるのですが…そこで、エサをあげるときに、所さんの歌を必ずかけるようにしてみます。金魚は人間になつくことが出来るか!金魚には第3の耳とも呼べる器官があり、かなりの確立でうまくいくはず!スタジオでは、見事、曲に合わせて金魚がやってきたのです!
| 金魚は必ず人になつく!
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