創業者一家の御曹司として生まれ、順風満帆な人生を歩んできた。早くに両親を亡くし、唯一頼れる存在の姉以外は誰も信用できず生きてきたが、ある日突然の事故によって意識不明の状態へ。「あの世」で同じく意識不明の状態だった奈津実と出会い、彼女を自分の代わりにこの世に返し自分はゴーストになってこの世に戻った。
“次の派遣先が決まっていない!?”突然の通告に、茫然自失の奈津実。途方に暮れる奈津実の頭上に大きなだるまが降ってきて意識不明の状態に。やっと退院できたと思ったら、家には見知らぬ御曹司のゴーストが待っていた。そして彼女はそのゴーストからある依頼を引き受けることになるが...。
エンビート社役員のエリート秘書。
正確には死神のワンランク下の存在で、あの世とこの世をさまよう霊魂を見つけて黄泉路に連れて行く‘雑務処理’を行なっている。稜英と奈津実に興味を持ち、ゴーストとなった稜英を49日間だけ奈津実のそばに戻してあげる。
稜英の元秘書。現課長代理であり、奈津実のプロジェクトパートナー。
エンビート社専務
一条稜英の姉。弟の不正疑惑により社内政治に巻き込まれるが、エンビート社を守るためなら何でもすると覚悟を決める。
株式会社エンビートのグループ会社であるエンリブオンの顧問弁護士。
エンリブオンの内村社長の姪っ子で、一条家とは昔から縁がある。
奈津実の親友でいつも奈津実を励ましてくれる。
叶恵、稜英と同じ大学の先輩。卒業以来エンビート社で叶恵の秘書として叶恵と稜英を見守ってきた。
奈津実が行きつけのバーのマスター。強い霊感と不思議な本でいつも適切なアドバイスをする。
エンビート社の子会社、エンリブオン社の社長。
エンビート社企画開発部のプロジェクトリーダー。
エンビート社の代表。創業以来、初めて外部人材として代表に起用されたが稜英の不正疑惑と事故により会社が危機的な状況に陥る。