長崎展もあと2週間!
5月31日(日)には、よし笛コンサートもロビーで開かれます。
ぜひお誘い合わせの上、ご来場下さい。
さて、今日の長崎のお天気は?
長崎展ですが、終了までいよいよあと3週間を切りました。
さて、5月31日(日)によし笛演奏ユニット「はなちゃんず」による
コンサートが行なわれます。
葦とは湖や河川などのきれいな水辺に生えるイネ科の植物で
アシやヨシと呼ばれます。
「はなちゃんず」はこの葦の茎を材料に笛を作り、演奏活動を行なっています。
『となりのトトロ』をはじめスタジオジブリの映画で使われている
おなじみの曲を透明感のある美しい音色で
お楽しみいただきます。
5月31日(日)①11:30~12:00 ②14:30~15:00
場所は美術館エントランスロビー です。
よし笛の清涼感のある音色をお楽しみに!
男鹿さんもお気に入りの演奏です。
ひょっとしたら会場で姿を見かけるかもしれません。
よし笛や『はなちゃんず』については
【はなちゃんず公式サイト】をご覧下さい。
『ウミガメと少年』のピエゾ展が広島で開催されます。
『ウミガメと少年』は、太平洋戦争末期の沖縄を舞台にした童話です。
原作は野坂昭如さんで、2001年に発表されました。
この物語を「第二楽章」シリーズとして吉永小百合さんが朗読。
2006年にCD「第二楽章 沖縄から『ウミガメと少年』」が発表されました。
そのCDには、吉永小百合さんとともに「第二楽章」シリーズを
描き続けてきた男鹿和雄さんの絵が添えられています。
そして2008年、男鹿和雄さんが新たに描き下ろした数十点の絵をもとに、
『ウミガメと少年』の物語が、装いも新たに一冊の本になりました。
本展ではこの『ウミガメと少年』に描かれた作品を中心に、
「第二楽章」シリーズを併せ、およそ50点の絵を展示します。
(本展チラシより)
男鹿和雄『ウミガメと少年』展(ピエゾグラフ)
会 期:6月13日(土)~7月12日(日)
(月曜日休館)
開館時間:9時~17時まで(入館は16時30分)
会 場:三良坂平和美術館
広島県三次市三良坂町三良坂2825
電話(0824)44-3214
入館料:一般150円(常設展観覧料として)、
65歳以上方及び高校生以下並びに障害者手帳保持者とその介助者は無料
主 催:三良坂平和美術館・みらさか平和文化振興会議
協 力:スタジオジブリ・徳間書店・三次農業協同組合
長崎展もいよいよ残り1ヵ月。
後半は混み合いますのでお早目にご来場下さい!
平日がお勧めです。
さて、まだ展示をご覧になってない、という方に
長崎展の展示についてお伝えしたいと思います。
男鹿展は第1章、第2章、第3章と構成されています。
第1章 背景:テレビから映画へ
第2章 投影:ジブリ作品に想いを映す
第3章 反映:映画を離れて
第1章では『ガンバの冒険』や『カムイの剣』、『幻魔大戦』など懐かしの名作がずらり。
男鹿さんの描く背景画は迫力ある、力強いものが多いです。
第2章では『となりのトトロ』をはじめとするスタジオジブリ作品が。
男鹿さんは『となりのトトロ』、『おもひでぽろぽろ』、
『平成狸合戦ぽんぽこ』、『もののけ姫』で
美術監督を務めましたが、それ以外の作品も
背景スタッフとして関わっておられたため、
『となりのトトロ』から『崖の上のポニョ』まで、
ほとんどの映画の背景画を見ることができます。
ちなみに『ポニョ』は東京展には
展示されていませんでした。
ちょうど、その頃映画の制作が進んでいたの
ですね。
第3章では吉永小百合さんの原爆詩の
朗読会『第二楽章』のために
描いた作品も展示されています。
男鹿さんは長崎の風景も描いています。
今回の長崎展では、他会場では展示されなかった
8点をプラスし、計13点の長崎作品が展示されます。
特別展示される鳥居の絵
(「第二楽章」長崎から挿絵)
その他に、
アニメーションと背景画を見比べられるコーナー(←必見です!!)や、
男鹿さんの作業机を再現したコーナー、
ワークショップ、フォトロケーション(←カメラ忘れずに)など、
他会場同様、盛りだくさんの内容となっています。
もちろん、トトロが眠る洞窟もありますよ。
じっくり見ると全部で2時間くらいかかるかも(?)
疲れない靴でお越し下さいね!
長崎展でも男鹿和雄さんの最新作『ウミガメと少年』を販売しています。
数量限定で男鹿和雄さんがサインをされています。
間もなく完売しそうですので、ご希望の方はお早目に!
『ウミガメと少年』サイン本は美術館のエントランスロビーにあるショップで販売しています。
高さ12メートルの吹き抜けが気持ちの良いショップですよ!
男鹿和雄展オリジナルグッズのほか、スタジオジブリ関連商品も多数取り揃えています。
『野坂昭如 戦争童話集 ウミガメと少年』
作:野坂昭如 絵:男鹿和雄 英訳:早川敦子
定価:1785円(税込)
判型:B5判変型横/オールカラー80ページ
発行:スタジオジブリ
発売:徳間書店
『野坂昭如 戦争童話集 ウミガメと少年』について
『ウミガメと少年』は、太平洋戦争末期の沖縄を舞台にした物語(童話)です。
原作は、『火垂るの墓』などでおなじみの野坂昭如。
2001年に発表されたこの物語を、女優の吉永小百合が
「第二楽章」シリーズのひとつとして朗読をし2006年には、
それがCDになりました(「第二楽章 沖縄から『ウミガメと少年』」)。
そのCDには、吉永小百合とともに、「第二楽章」シリーズを描き続けてきた
男鹿和雄の絵が添えられています。
そして2008年。
男鹿和雄が新たに描き下ろした数十点の絵をもとに、『ウミガメと少年』の物語が
装いも新たに一冊の本になりました。
物語のすべてを英語に訳した英訳版も収録しての発売です。
日本はもちろん、世界中の人に読んでもらいたい物語です。