カレンダープロジェクト in 鹿児島県・長野県
今回のカレンダー担当は出川と堀田!お題は撮影が難しい動物ネタ。まずは奄美大島でザトウクジラとスイム!協力してくれるのは船長の才さんとガイドの諸井さん、渡辺さん。
大海原を船で行くこと1時間、現れたザトウクジラ!ザトウクジラが海面近くにいるのは僅か2〜3分。その後は再び深く潜ってしまう。短いチャンスの間に近づいて撮影しなければならないのだ。
そしてついに絶好のチャンス到来!しかしそのタイミングで何故か出川の救命胴衣が膨らむ!そんな中3頭のザトウクジラが船の真横へ…実はこれヒートランと言われるザトウクジラの求愛行動。一頭のメスを複数のオスが、時に数十キロにわたり追いかける熾烈な恋愛レース。
そして船の後方20mにクジラが!いよいよ入水!だがここで出川の泳力のなさが問題に。出川、クジラに追いつくことが出来ずチャンスを逃す。
そしてこの日、最大のチャンス!大興奮の堀田、再び出川を置き去りにしてクジラ3頭へ接近!しかしその距離は遠くシャッターチャンスがなかなかない。そして何より主役であるはずの出川が圏外…。というわけで堀田だけは感動の体験ができたが、カレンダー撮影は失敗。
そこで失敗を取り戻すべく急遽向かったのが、奄美で年に数回しか見ることができない絶景「ドラゴンアイ」。春分、秋分の日の前後数日間の日没時夕日がトンネルの中にすっぽりと入るという神秘的な現象。今回は特別に役場から許可をいただき防波堤で撮影。しかし雲のせいでドラゴンアイならず、奄美では2連敗。
ということで長野でリベンジ!狙うは猿との混浴。創業1758年、実に263年もの歴史を誇る老舗旅館金具屋で一応保険の保険でカレンダー撮影をしてから翌朝、上信越国立公園内にある地獄谷温泉後楽館でいざチャレンジ!猿は目を合わせると敵だと思って襲ってくるという、さらに触ったりものを上げるのは禁止。その2点を肝に銘じて早速露天風呂へ。猿は警戒心が強いので出川一人で入浴。堀田は対岸で猿の動向を観察、出川へ伝える。
待つこと3時間、ついに猿が現れた!確変・猿ラッシュ!しかし猿たちは温泉をスルー…温泉の湯を飲みはするものの、入らない。約30頭がスルーする中、とある2匹が立ち止まる!ここで出川猿、ミラーリングという心理テクニックで猿に興味を抱かせる。親猿・小猿共に出川に寄ってくる…が、親猿が行ってしまうと、小猿も去ってしまった。
そして群の規模を考えるとこの猿がラストチャンス。猿が座った!
今までで最接近。そしてさらに近づく猿…だが、温泉には浸からずいってしまった。結果、7時間温泉に浸かり続けたが猿との混浴はできなかった。
しかし写真を見てみると意外といい写真が多い!ということでカレンダーはこの一枚に決定。
ご意見番、茜ちゃんお疲れ様でした。