オーシャンズ金子 in 鹿児島県トカラ列島
今回は、NHKも捉えたことがないという「トビウオの大群」の水中映像の撮影に挑戦!
やってきたのは鹿児島県枕崎。今回の情報提供者はベテランダイバー木村尚之。去年イサキウォールと水中オーロラのガイドを務めた人物で、イッテQで紹介されたことでツアーは大盛況。これに味をしめて「トカラ列島ツアー」を売り込んできた。
そんな彼は実はトカラ用に2艘目の船を購入。そのローン返済をかけた、南の島のダイビングツアーが始まった!
枕崎から出発し、まずはワンダイブ。驚かされるのは「トカラブルー」と称される青く透き通った海。そして、色とりどりの魚達。さらにポイントを変えると黒潮が直撃する場所でのアドベンチャーダイビング!現れたのは体長2mのカマストガリザメ。さらにギンガメアジの大群も!
そしてトビウオの大群。調査が進んでいないため何故毎年決まった時期に姿を現すのか、理由は定かではないが、必ず夜、港や岸に近い浅瀬のポイントに現れるという。
初日は無人島の浅瀬で迎え撃つことに。チャンスは大潮の前後3日間!まず海底のライトに呼び寄せられたのは、巨大なマダラエイ。さらにダツもやってきた。
そしてお目当てのトビウオは…1匹。
ツアー2日目、夜を待つ間、釣りをしながら小谷が釣り竿型水中カメラ「釣るとこ見るぞう君」をお披露目。しかしそもそも魚がかからず、エサのアジだけ。
一方金子、見事なキハダマグロを釣り上げた!しかしこの時我々は必要な運を全て使い果たしていたのである。
結論から言うとトビウオプロジェクトは失敗。最初に立ちふさがったのはトカラの天候。荒れが予想されたため、屋久島へと避難。ここで金子のマネジャー、林あかりの発案でハート型の絶景・ウィルソン株へ。
と、ここで木村から5月の大潮は絶望的だと報告が。6月にリベンジをすることになったが、まさかの小谷が茨城出身のシンガーソングライターのオンラインライブの仕事のため、戦線離脱。
6月。小谷の代わりにやってきたのは、水中写真家・越智隆治。越智・木村と共にやってきたトカラ列島。その夜はトビウオを発見!しかしその数、10匹。
翌日、もうどこにトビウオがいるかわからない状況に我々はトビウオを一旦忘れることに。そして、問題はその先の着地点。
トビウオに代わる何かを探し、海をさまようチームオーシャンズ。見つけたのはカジキ!越智が行くが、全然心揺れない映像。
さらにイソマグロの群れ、「イソマグロリバー」とそれっぽく聞こえる言葉を捏造。
最後にチャンス、なんとタイガーシャークを発見!木村が全力で追いかけるが、全く心が揺れない映像その2。
いい時もあれば悪い時もある。そんなロケのリアルをお届けしたオーシャンズでした。