カレンダープロジェクト in 静岡県
出動するのはオーシャンズ金子!イッテQで過去撮影できなかったマンボウの姿を捉えるべく、向かったのは真冬の伊豆半島。
ガイドはベテランダイバー・須田純治。過去何度もマンボウを目撃しているが、ここ最近はあまり状況が芳しくない。さらに、伊豆ダイビング業界の暗黙の了解で、それぞれのポイントはガイドできるダイビングショップが決まっているという。
須田が勤めるショップの縄張りは港から船で15分、神子元島の海。金子が見たのは日本の固有種・タカベの群れ。
真冬の伊豆でマンボウに会える可能性があるのは大潮の日周辺。潮の干満差が最も大きくなる大潮は、深海からの上昇海流に乗りマンボウの好物であるクラゲやイカが浮上し、それを求めマンボウも浅瀬にやってくるのだと考えられている。
なかなかマンボウは見つからないが、代わりに金子が目撃したのはハンマーヘッドシャークの大群・ハンマーヘッドリバー!
捜索2日目、本日の業者は伊豆半島東部・伊東ダイビングサービスの澤地よしお。不安になる小さな船に乗り込んで捜索を開始すると現れたのはきびなごの大群「シルバーフラッシュ」。見事な光景だが、我々が求めるマンボウの好む水温とは違う水温帯を好む魚。
見えない境界線が引かれた伊豆の海、それを打破したのは…境界線を超えずに集まれるリモート会議。協力体制が引かれることとなり、捜索3日目を迎えた。
小さな港町・富戸は先週3匹のマンボウがかかった定置網がある場所。だが、期待とは裏腹に潜ってもその気配はない…。
捜索4日目は大荒れの天気。一応船は出したものの、太刀打ちできず4日間のチャレンジは失敗。
勝負は次の大潮・2月下旬へと持ち越された。
再び伊豆に向かった金子、最後に頼ったのは小さい船の澤地。伊東の海は前回に比べ水温も下がり、状況は好転している。さらにここに澤地をサポートするために、別の縄張りから石原がやってきてくれた!
そして、今、伊豆の海の境界線は破られた。各地のダイバーたちがそれぞれの海でマンボウを大捜索!総勢10名、計100本にも及んだダイビング。
まず幸運を掴んだのは…伊東で捜索する金子・澤地・石原。ロープをつたい海底に向かっていたその時、目の前に突如として現れたマンボウ!
さらに菖蒲沢の金指は透き通った青い海の中を泳ぐマンボウの姿を捉えていた。そして城ヶ崎の矢北は、群れで泳ぐ貴重な光景の撮影に成功!
というわけでカレンダーはマンボウと金子が一緒になったこの一枚に!