鶏むね肉とわかめの韓国風サラダ
主人が取引先の方から、"アイヌネギが美味しい!"という情報を
持って帰ってきました。
聞いたことも見たこともないネギ、どんなものだろうと思っていたら、
『行者ニンニク』のことだということが判明しました。
北海道で古くから親しまれている春の味覚で、地域によって、
「ヒトビロ」、「キトビロ」などとも呼ばれているそうです。
調理法は、通常のニンニクのように餃子、炒めもののほか、
てんぷらや生のまま味噌を付けて食べることもでき、
"一度食べたらやめられない!"と聞きました。
早速試してみたいとスーパーに走りましたが、時すでに遅く、
今年の入荷は終わってしまっていました。
収穫時期は4月下旬から5月中旬までと、とっても短いそうなんです!
ほんの数週間しか出回らない旬の山菜、
来年こそは逃さず、「やめられない味」を堪能したいです!
さて、今日は
「鶏むね肉とわかめを使ったサラダを教えて」にお応えして、
「鶏むね肉とわかめの韓国風サラダ」をご紹介します。
鶏むね肉は、少量の水で蒸し煮することで、旨みが残り、
ジューシーに仕上がります。
残った蒸し汁は煮詰めて、わかめとにんじんに吸わせ、
鶏肉のうまみや風味をあますことなく活かしました。
「鶏むね肉とわかめの韓国風サラダ」
◆材料 (4人分)
鶏むね肉・・・・・・・・・・1枚
塩、こしょう・・・・・・少々
○しょうが(薄切り)・・・2枚
○ねぎ(青い部分)・・・・1本分
○水・・・・・・・・・・1/2カップ(100cc)
○酒・・・・・・・・・・大さじ2
<たれ>
白ごま・・・・・・・・・・・大さじ1
しょうゆ・・・・・・・・・・大さじ1
米酢・・・・・・・・・・・・大さじ1/2
ごま油・・・・・・・・・・・大さじ1/2
コチュジャン・・・・・・・・大さじ1/2
砂糖・・・・・・・・・・・・小さじ1
にんにくすりおろし・・・・・少々
乾燥わかめ・・・・・・・・・3g
きゅうり・・・・・・・・・・2本
にんじん・・・・・・・・・・1/4本
糸唐辛子(あれば)・・・・・少々
◆作り方
1.鶏むね肉は、塩・こしょうをふる。
厚手の鍋に、○の材料を入れ、火にかける。
沸騰したら、鶏むね肉を入れて蓋をし、弱火で7分加熱し、
火を止めてそのまま7~10分蒸らす。
(時間があれば、そのまま冷めるまで蒸し汁とともに鍋に入れておくと、
よりしっとり仕上がります)
2.乾燥わかめは水で戻し、食べやすい大きさに切る。
きゅうりとにんじんは4センチ程度の長さの千切りにする。
3.大きめのボウルに、たれの材料を合わせる。
4.1の鶏むね肉を鍋から取り出し、1センチ程度の細切りにし、3に入れてからめる。
5.鍋の煮汁は再度火にかける。大さじ2杯くらいの量になるまで煮詰まったら、
わかめとにんじんを加えて煮汁がなくなるまでさっと加熱し、4に入れて和える。
6.きゅうりを加え、味を見て足りないようであれば、塩で味をととのえる。
器に盛り、糸唐辛子をのせる。
★ポイント
・きゅうりは食べる直前に和えてください。和えてから時間が経つと、
きゅうりから水分が出て、水っぽくなってしまいます。
・辛いものがお好きな方は、チリペッパーや一味唐辛子、粉唐辛子を
ふっても美味しいです。
・蒸し煮した鶏むね肉は、ごまだれをからめてバンバンジーにしたり、
にゅうめんにのせたり、酢の物に入れるなど、様々な料理に応用できます。
・蒸し汁にナンプラー、ねぎやしょうがのみじん切りを合わせたたれかければ、
エスニック風の一品にもなります。
是非お試しください。