食べ物がもっと美味しくなる旬の科学! 食べ方や時間で旬が操れる!
イカ刺しは切り方で美味しさが変わる!
より美味しく感じるイカ刺しの切り方は縦切りです。
イカの胴体には横向きに筋肉繊維が走っています。 縦切りにするということは筋肉繊維を断ち切るということになります。そうすることで旨味の素であるアミノ酸が出てきやすくなります。また、身の裏側についている薄い膜は縦の繊維なので断ち切られること無く、歯ごたえが残るのです。
秋刀魚を美味しく焼き上げる方法
美味しく焼き上げるポイントは魚をグリルに入れる向きです。
グリル内は奥の方が温度が高く、手前が低くなっているので、火の通りにくい頭を奥に、こげやすい尾を手前にすることで美味しく焼き上がります。
鮭の切り身で一般的に美味しいと言われるのは?
先が細くなっている部分には脂が多くのっていて美味しいと言われています。
ジャガイモをより美味しく食べる方法
ポイントは水からゆっくり茹でることです。
地上で育った野菜は熱湯でさっと加熱すればOKですが、地中で育った野菜は熱湯で短い時間茹でただけでは芯が生のままです。ゆっくりと茹でることで糖分が出て美味しくなります。また、皮を剥いてから茹でると糖分が水の中に出てしまうので皮はつけたままで茹でるのがいいでしょう。
切り方ひとつで玉ねぎの味が変わる
カレーなどの料理でしっかりと歯ごたえを残したい場合は、繊維に沿って縦に切ります。繊維が残るので加熱してもシャキッとした食感になります。
手早くいためたいとき、サラダにしたいときは繊維に対して直角に切ります。繊維が断ち切られるため加熱がしやすくなり食感も滑らかに、そして玉ねぎ特有の辛み成分が甘みに変わって美味しくなります。