カラダにおいしい野菜学 冷えた体を温める究極の冬野菜鍋
ちりとり鍋
<材料> 牛モツ、タマネギ、キャベツ、わけぎ、もやし、ネギ <つくり方> 材料を辛味噌ベースのダシで煮込んでいきます。 山盛りに載せた野菜を少しずつ崩しながら 作っていくのが特徴です。 野菜の甘みと肉の旨味が醸し出す 絶妙なコクを存分に味わう事が出来ます。 お店では鉄板のような薄い鍋を使っていますが、 家庭ではフライパンで作る事が出来ます。 お店の味に近づけるには牛モツを 辛味噌に絡める時にごま油を入れるといいそうです。
わさび鍋
わさびが持つ辛味・旨味・甘味・風味が 存分に味わえる静岡県伊豆市天城湯ケ島にある、 わさびの名産地ならではのご当地鍋です。 シメはダシ汁をご飯にかけて お茶漬け風にして食べると非常に美味しいです。
グリーンスムージ鍋
ほうれん草とコーンクリームを ミキサーにかけスムージーにしたものを ダシにしたかぼちゃやブロッコリーの入った鍋に、 メレンゲにほうれん草のピューレを入れて 泡立てたものを流し入れました。 ほうれん草は総合健康野菜と言われるほど ビタミン・ミネラル・食物繊維などを 豊富に含んでいるので体に嬉しいお鍋です。
カブのみぞれ鍋
長野県の冬野菜・王滝カブという 赤カブを皮ごと擦りおろして使った鍋です。 カブの葉は根に比べるとビタミンCがおよそ3倍、 カルシウムはおよそ10倍、 抗酸化作用があるカロテンも多く含まれています。
人気店の鍋料理 普通は鍋に入れない野菜とは?
正解は…トマト
意外な組み合わせですが、 トマトとすき焼きの味はとてもよく合います。 トマトに含まれている老化予防にいいと言われる カロテン・リコペンなどは脂分と一緒に取ると 体内で吸収率が上がるので、肉と一緒に食べる事で 非常に効果的に栄養を取りこむことが期待できます。 家庭で作るには… ・オリーブオイルでニンニクを炒める ・煮崩れしないように大きめに切ったタマネギを入れる ・割り下を注ぐ ・煮立ってきたらトマトを鍋の中に入れる ・タマネギがしんなりしたところで肉を入れる