「桐一葉 日当たりながら 落ちにけり」
一瞬の光景を捉えた高浜虚子の名句ですよね。そこで皆さん、この
「落ちにけり」を活かして替え句を作って頂きたい。
好 楽
秋の日は つるべのごとく 落ちにけり。
たい平
朝帰り 妻の雷 落ちにけり。
円 楽
開票が 0パーセントで 落ちにけり。
昇 太
流れ星 願いの前に 落ちにけり。
小遊三
カツ丼を 前に容疑者 落ちにけり。
好 楽
嫁ぐ日に 親父の涙 落ちにけり。
円 楽
マスコミに 出て店の味 落ちにけり。
木久扇
ハックション 入れ歯が飛んで 落ちにけり。
たい平
断崖で 背中を押せば 落ちにけり。チャンチャンチャーン♪
小遊三
婆さんの おっぱいヘソまで 落ちにけり。
円 楽
この間、歌丸師匠の高座を見て思ったことです。
客もよし さげも決まって 落ちにけり。
木久扇
添乗員 天井裏から 落ちにけり
小遊三
夕陽が校舎を染めて ニレの木陰に 落ちにけり。
木久扇
マツタケの ご飯でほっぺが 落ちにけり。