第86回 全国高校サッカー選手権大会

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大会速報

各代表校の初戦のみどころ

■開幕戦 12/30(日)
三鷹 × 高知中央
夢の舞台・国立
初出場校同士の対戦。夢の舞台・国立競技場でのオープニングゲーム。
三鷹の北見キャプテンは「夢の舞台でプレーできるので楽しみたい」とコメント。校内男子生徒の3分の1がサッカー部という三鷹が都立の星になれるか。
高知中央は創部3年目で全国出場。
三鷹:北見拓也(主将)、林真人(母がポーランド人・運動量)
高知中央:近藤健一朗(ポストプレー)
■1回戦 12/31(月)
羽黒 × 近大和歌山
ブラジルvs天皇杯出場
2年連続3回目の出場・羽黒と3年ぶり5回目の出場となる近大和歌山の対戦。
羽黒は京都内定のブラジル人コンビに注目。
近大和歌山は今年度出場校の中で、唯一県予選を勝ち抜き天皇杯に出場した実力派軍団。
羽黒:ハファエル、ウィリアム(共にCFZ出身・京都内定)
近大和歌山:宮本宋弥(天皇杯でハットトリック)
■1回戦 12/31(月)
前橋育英 × 奈良育英
育英対決
2年連続13回目の出場・前橋育英と、3年ぶり12回目の出場となる奈良育英の対戦。
U-18日本代表など各世代の代表クラスをそろえる前橋育英。
過去選手権3位の実績を持つ奈良育英は3年ぶりの出場。
前橋育英:青木拓矢(U-18候補)、廣瀬智靖(U-18候補)
奈良育英:斎藤邦郎(大黒柱)
■1回戦 12/31(月)
岐阜工 × 高川学園
強豪対決
2年ぶり21回目の出場・岐阜工と15年連続20回目の出場となる高川学園の対戦。
01年選手権準優勝の岐阜工が2年ぶりに選手権に出場。
多々良学園から名を変えた高川学園は出場校中最多の15年連続出場。
岐阜工:益山司(元U-17日本代表・千葉内定)
高川学園:齋藤達也(予選9Gのエース)
■1回戦 12/31(月)
星稜 × 近大附
悲願の日本一へ
今年度インターハイ準優勝の星稜と、予選8試合33得点の攻撃力を誇る近大附の対戦。
インターハイ決勝で涙をのんだ星稜はどの学校よりも日本一への思いが強い。
近大附はノーシードから勝ち上がり大阪大会を制した。
星稜:鈴木大輔(U-18日本代表・新潟内定)
近大附:高崇彰(予選8G)
■1回戦 12/31(月)
藤枝東 × 香川西
王国復活へ
3年ぶり22回目の出場・藤枝東と、2年連続3回目の出場となる香川西の対戦。
静岡代表として選手権の舞台に立つ藤枝東。OBの浦和・長谷部は世界の舞台で活躍。先輩のプレーに刺激を受け王国静岡の復権を目指す。
香川西は県内3冠。昨年の選手権大敗の雪辱を期す。
藤枝東:河井陽介(U-18候補)
香川西:三野田祐介(元U-15日本代表)
■1回戦 12/31(月)
室蘭大谷 × 境
日の丸対決
2年連続28回目の出場・室蘭大谷と2年連続6回目の出場となる境の対戦。
共にU-18日本代表選手を擁する2チームの夢の対決。室蘭大谷の宮澤は「北海の爆撃機」の異名をとるストライカー。
境のエース・丸谷とのU-18日本代表対決に注目。
室蘭大谷:宮澤裕樹(U-18日本代表・札幌内定)
境:丸谷拓也(U-18日本代表・広島内定)
■1回戦 12/31(月)
矢板中央 × 大分鶴崎
2年生エース
3年ぶり2回目出場の矢板中央と、2年連続5回目出場の大分鶴崎が対戦。
タレント揃いの矢板中央。富山は2年生ながらベガルタ仙台の強化指定選手。
昨年のメンバーが残った大分鶴崎も注目。
矢板中央:富山貴光(U-17候補・仙台特別指定)
大分鶴崎:葛城遼(攻撃の基点)
■1回戦 12/31(月)
北越 × 島原商
古豪復活へ
3年ぶり3回目出場の北越と、23年ぶり24回目の出場となる島原商の対戦。
過去選手権でベスト8進出の実績を持つ北越が3年ぶりに出場。
一方、国見がまさかの県予選敗退。23年ぶりに選手権の舞台に帰ってきた島原商。
北越:道見啓介(主将)
島原商:酒井稔史(主将・守備の要)
■1回戦 12/31(月)
水戸短大附 × 日章学園
帝京OB対決
7年ぶり5回目の出場の水戸短大附と5年ぶり5回目出場の日章学園の対戦。
水戸短大附の巻田監督と、日章学園の早稲田監督は共に帝京出身。7年ぶりに全国出場の水戸短大附は全員サッカーが持ち味。
選手権伝説の男・早稲田一男率いる日章学園は、監督の息子がエースで10番を背負う。
水戸短大附:安藤翔太(主将・精神的支柱)
日章学園:黒木聖仁(C大阪内定)
■1回戦 12/31(月)
松商学園 × 東福岡
名門対決
4年ぶり10回目出場の松商学園と2年ぶり13回目出場の東福岡の対戦。
創立108年の伝統校・松商学園と、2年ぶりに選手権に戻ってきた東福岡の対戦。
東福岡は97年に高校初の3冠を達成し98年には選手権連覇を達成。
松商学園:佐藤雄亮(守備の要)
東福岡:井上翔太(U-18候補)
■1回戦 12/31(月)
野洲 × 韮崎
セクシー2年生
前々回大会優勝の野洲と、33回の出場を誇る韮崎が対戦。
羽中田昌、中田英寿らスターを生んだ韮崎が3年ぶり出場。
84回大会に全国制覇した野洲は今年は2年生が主体。今年は守備の意識が高い。
韮崎:宮坂勇輝(ドリブルが得意)
野洲:坂本一輝(U-17候補)
■1回戦 12/31(月)
福井商 × 那覇
100周年
初出場校同士の異色対決。
15連覇中の丸岡の牙城をついに崩し初出場を決めた福井商。創立100周年の年に初の全国出場を決めた。
同じく初出場・那覇の監督はボランティア。本職はサッカーショップとクラブDJと異色。
福井商:中前圭汰(県予選7得点)
那覇:上間雅文(キープ力に優れる)
■1回戦 12/31(月)
秋田商 × 神戸科学技術
最多vs初陣
最多出場36回を誇る秋田商と、初出場となる神戸科学技術との対戦。
U-18候補の下田をケガで欠きながらも全国出場を決めた秋田商。
神戸科学技術は選手権にその名を轟かせた御影工が前身のひとつ。
秋田商:下田光平(U-18候補)
神戸科技:須ノ又諭(主将・大黒柱)
■1回戦 12/31(月)
帝京 × 済美
帝京が5年ぶり出場
5年ぶり32回目の出場となった帝京と、2年連続3回目の出場となる済美の対戦。
復活を期す名門を率いるのは帝京が初の全国制覇を達成した時のエースだった廣瀬龍監督。
10個目の星を目指しカナリア軍団が選手権の舞台に戻ってくる。
帝京:浦田延尚(U-18候補・横浜F・マリノス内定)、大久保択生(U-18候補・横浜FC内定)
済美:西村雄太(主将・FK武器)
■1回戦 12/31(月)
尚志 × 広島皆実
PKか、それとも・・・
2年連続2回目の出場・尚志と2年連続7回目の出場となる広島皆実の対戦。
昨年度ベスト8の広島皆実。無得点無失点でのベスト8入りは史上初の出来事だった。
尚志は昨年初出場で惜しくもPK敗退。雪辱を期す。
尚志:内山俊彦(尚志の王様)
広島皆実:増田卓也(U-18候補)
■2回戦 1/2(水)
遠野 × 江の川
前年度覇者に勝利
2年ぶり21回目の出場・遠野と初出場の江の川の対戦。
前年度覇者・盛岡商を県予選で破った遠野。2年前はベスト4に進出。国立競技場での河童登場が記憶に新しい。
江の川は22名のサッカー部。県無失点の守備が持ち味。
遠野:小島将和(攻守の要)
江の川:山岡哲也(守護神)
■2回戦 1/2(水)
埼玉栄 × ルーテル学院
Jリーグ式
ともに初出場ながら実力校同士の対戦。
初出場同士の対戦。昨年度は5人のJリーガーを輩出したルーテル学院。中学で全国制覇したメンバーが中心。GK・吉田を中心とした守備が武器。監督は元名古屋。
県内4冠達成の埼玉栄はMF・砂川を中心としたパスサッカーが武器。元浦和のセルヒオ・エスクデロが総監督。
埼玉栄:砂川太貴世(司令塔)
ルーテル学院:吉田智志(熊本内定)、秋吉主将(U-17日本代表)
■2回戦 1/2(水)
日大藤沢 × 徳島商
最多出場
8年ぶり3回目の出場・日大藤沢と2年ぶり36回目の出場となる徳島商の対戦。
過去、全国ベスト8の実績を持つ日大藤沢が8年ぶり出場。
秋田商と並び選手権出場最多の36回を誇る徳島商。前年度代表の鳴門を決勝でPKで破り全国の舞台へ。
日大藤沢:金井隆太(主将)
徳島商:武田侑弥(主将)
■2回戦 1/2(水)
宮城工 × 鹿児島実
九州のプライド
14年ぶり7回目の出場・宮城工と2年ぶり23回目の出場となる鹿児島実の対戦。
過去に選手権で3位の実績がある伝統校・宮城工。
超激戦の県予選を制した鹿児島実は伝統の速いプレス・鉄壁の守備が健在。
宮城工:鎌田洋(U-16ナショナルトレセン)
鹿児島実:小田原匡(主将)
■2回戦 1/2(水)
流通経済大柏 × 久御山
KING OF KINGS
今年度の日本一対決を制した流通経済大柏と6年ぶり4回目の出場となる久御山の対戦。
今年度の高円宮杯王者・流通経済大柏は県決勝でインターハイ王者の市立船橋に勝利。真の日本一を目指し選手権に挑む。
流通経済大柏:大前元紀(エース)
久御山:森岡亮太(ドリブル・決定力)
■2回戦 1/2(水)
中京大中京 × 佐賀北
旋風巻き起こすか
3年連続10回目の出場・中京大中京と5年ぶり5回目の出場となる佐賀北の対戦。
グルノーブル伊藤翔の弟・了が出場。エースナンバー14を継いだFW・早川はキープ力が売りの2年生。
佐賀北は野球部が夏の甲子園でがばい旋風で全国優勝。同じグラウンドを使う仲間に刺激を受ける。
中京大中京:早坂賢太(主将)
佐賀北:田中勝浩(主将)
■2回戦 1/2(水)
富山第一 × 津工
敗戦をバネに
5年連続21回目の出場・富山第一と3年ぶり2回目の出場となる津工の対戦。
名門・富山第一は前回の選手権で0−5の初戦敗退。悔しさを胸に全国の舞台に登場する。
津工業は県予選で総体・選手権と相次いで強豪の四中工を破り2度目の選手権出場。
富山第一:蓬沢健太(富一の心臓)
津工業:松葉司(津工業のマラドーナ)
■2回戦 1/2(水)
青森山田 × 作陽
屈指の好カード
11年連続13回目の出場・青森山田と前年度準優勝、3年連続16回目の出場となる作陽がまさかの初戦激突。
序盤屈指の好カード。強豪の青森山田と、前年度準優勝の作陽という優勝候補同士が2回戦で対戦。
青森山田の佐々木は県予選17得点。夏の対戦では5−0と青森山田が圧勝。
青森山田:佐々木絢也(県予選17得点・U-18候補)、大久保翼(U-18候補)
作陽:堀谷順平(U-18候補)
■決勝戦 1/14(月・祝)
藤枝東 × 流通経済大柏
新興勢力 vs 伝統校の夢の対決
見所・ポイント
第86回全国高校サッカー選手権決勝は、注目校同士の対戦となった。
全日本ユースを制し2冠を目指す流通経済大柏(千葉)と、藤枝東(静岡)が4119校の頂点を目指し国立で戦う。
流通経済大柏の注目は、ここまでインターハイと全日本ユースで得点王に輝いている大前元紀。今大会も準決勝で4得点をあげ、得点ランクトップに躍り出た。清水エスパルス入団内定のエースが、チームを日本一に導けるか。パートナーの上條が負傷から復帰できるかどうかにも注目が集まる。
対するは、サッカー王国静岡の藤枝東。U−18日本代表候補を4人ようするタレント集団。注目は10番を背負う河井。すべてをこなす万能プレーヤー。大前との背番号10対決が楽しみだ。松田純也は黄金の左と呼ばれる必殺のFKを持つ。
両校はインターハイで対戦し、流通経済大柏が藤枝東のエース河井を完全におさえこんだ。その再現なるか、藤枝東が意地をみせるか。夢の舞台・国立競技場での注目校対決。
流通経済大柏:大前元紀(今大会5得点)
藤枝東:河井陽介(今大会4得点)、松田純也(黄金の左)
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