ひなた幼稚園すみれ組のカンナ(芦田愛菜)は、同じ組の拓実(佐藤瑠生亮)、美琴(本田望結)、俊祐(黒田博之)、優衣(庵原涼香)と一緒に幼稚園を抜け出して新宿駅から高尾行きの中央線に乗る。
5人は、大人には内緒で、自分たちの力だけで、見知らぬ土地へ行こうとしていた。
5人で決めた約束。それは「何があっても絶対に泣かないこと。」
しかし、高尾駅で乗り継ぎの途中、アクシデントで優衣がホームに取り残されてしまう。
一方、5人がいなくなったことが分かり、幼稚園は大騒ぎに。5人は一体どこへ行ってしまったのか―。
すみれ組の先生・万里(満島ひかり)は、駆け付けた親たちに責められる。
そこへ優衣が高尾駅で保護されたという連絡が入り、万里は優衣の母・里実(横山めぐみ)とともに高尾駅へ。
優衣から5人の行き先を聞いた万里は、ある心当たりを感じ、カンナたちを追って中央本線に乗りこむ。