12月9日（月）日本テレビ系で放送の「しゃべくり007」にはMrs. GREEN APPLEが登場。大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)、メンバー三人の軌跡を紐解き、意外な幼少期や青春、そしてバンド結成前後の変遷を語った。

大森は「クラスの1軍っぽい陽キャが苦手」と実は引っ込み思案な性格で、一人っ子だという藤澤も「一人で遊んでいた」「動物に話しかけるのが好きでした」という。一方 “陽キャ”だった若井は「めちゃめちゃ告白されてて、めっちゃモテてた」とのこと。

そんななか大森は小学生にしてバンドを結成。「ベースから始めて、ベース・ボーカルで」「モンパチ（MONGOL800）さんのカバー曲と、オリジナル曲１曲書いて披露しました」と人生初となるバンドの思い出を語る。Mrs. GREEN APPLEの曲にも、当時の歌詞を取り入れたものがあるのだとか。

「当時から中学生のクオリティじゃなかった」とその才能に惚れ込んだ若井は大森とバンドを結成。ライブハウスから声がかかり、時にはスカウトが来るまでに。「クラスの一軍」だったはずの若井は「（大森）元貴とバンド組んでから友達いなくなりました」と、大森の才能に追いつくべくどんどん音楽にのめり込んでいったと明かす。

絆を深めるため!?「共同生活」や「嫌なところを言い合う会」

その後キーボードを担当する藤澤が加入するが、なんと大森は若井に新メンバーの加入を「相談せずに事後報告」！若井は藤澤に「チャラくてなんか嫌だな」と第一印象は良くなかった模様。

そんな二人の距離が縮まったきっかけは、若井と藤澤がコロナ禍に始めた共同生活。藤澤は「大森がずっとバンドを引っ張ってくれてる」「これからは僕らが頑張らないといけないよねって話してた最中だったので」と共同生活の提案を受け入れ、若井は「一緒に住んで初めて人柄みたいなのが（わかった）」と、互いへの理解が深まる結果に。

そして現在、ライブ後には3人揃ってリモートでゲームをしながら反省会をするほど仲良くなったMrs. GREEN APPLE。一方で定期的に「お互いのどこが嫌か話す会」を設けているとのこと。

大森は「めっちゃヘコみますよ」「ぶん殴ってやろうかと思う日もあるけど」引きずることはないと話し、「そういうのを言わないと（不満を）溜めてっちゃうから」とルールを決めたという。藤澤も「ちゃんと改めて、思いの丈を話すのってすごく大事なこと」と話す。

気持ちが高まるあまり「若井の誕生日会」にシリアスな話をしてしまったこともあったようだが、「あれ？俺の誕生日は？ってなりながら…」と笑いながらその時を振り返るMrs. GREEN APPLEの3人。絆を深めていく3人の姿勢がうかがえた。