木村カエラが語った、15周年記念アルバム『いちご』への思い
7月29日(月)日本テレビほかで放送の「バゲット」では、2004年に歌手デビューし、今年でメジャーデビュー15周年を迎えた木村カエラに、青木源太アナウンサーがインタビュー。これまでの活動や、7月31日(水)発売となったニューアルバム「いちご」収録曲について話を聞いた。
■デビュー曲「Level 42」を15周年ライブで歌い「すごいいいな」と思った
まず、長く活動を続けていることについて聞くと「デビュー曲(「Level 42」)に、10年後の自分を見て(See yourself in 10 years)という歌詞が入っているくらい、自分にとって10年が目標でもあって」と語るカエラ。デビュー当時、スタッフらに「女性アーティストが10年続けるのはめちゃくちゃむずかしいよ」と言われていたそう。
「Level 42」については、「この間の6月23日、デビュー日に、日比谷野音で15周年のライブをしたんです。その時に本編の最後の曲で歌ったんですけど、なんかすごいいいなと(思った)」と語る。「あの(デビューの)時のパワーとか、進んでいかなきゃという(気持ち)、ずっと歌うからねという言葉も入っていて、それが今の自分にも刺さる感じがあって、また頑張ろうと思いました」という。
■「Continue」では「確実に人は歳をとって素敵になっていく」ことを表現
そして、2年9か月ぶりのニューアルバム「いちご」は15周年にちなんで名付けたもの。その中で、あいみょんが作詞・作曲を手がけた「Continue」には「おばさんになったこと」という歌詞が。
青木アナが「ストレートに『おばさん』(ということ)を歌っていたことが驚いた」点を尋ねると、「あいみょんちゃんと話していて、おばさんって歌えるのはカエラさんしかいないんじゃないかと言われたんです」という。
「(おばさんという言葉が)ネガティブワードじゃなくなればいいのに、みたいな部分」「人と関わってきたことだとか、乗り越えてきたことだとか、確実に人は歳をとって素敵になっていく。でも歳をとっていくことがいけないことみたいな風潮も、どこかであるじゃないですか。それってすごく悲しいことだなと思って、じゃあ『おばさん』って言っちゃえー!という感じ。素敵なことだよみたいな」と、その曲に込めた思いを明かした。
「良い生き方をしている人はすごく素敵じゃないですか。そういう大人になりたいという思いは大きいですね」というカエラ。「自分の世界は貫き通したいかなって思います。誰かのマネとか流行りものとかが、もともとあまり好きじゃないので。自分だけの持っている世界というものを常に見つめながら、表現していくこと。それが一番ゆずれないところかなと思います」と、これからの活動におけるこだわりについても語ってくれた。
気分がアガる 生活情報をお届けする情報番組「バゲット」。毎週月曜日〜木曜日 朝10:25〜11:30 日本テレビほかネット局にて放送中。
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