防災対策、まずやるべきはこれ!「命を守るため」に大事なことを専門家に聞く
日本テレビほかで放送の「バゲット」では、今年も様々なお役立ちトピックを特集。ホームページでもその放送内容をまとめ記事として公開している。今回公開するのは「防災対策」(9月3日(火)放送分)。
防災グッズや非常食の準備、緊急時の連絡体制や避難所の確認など、やることが多くて何から始めればいいのか…そんな疑問にお答えすべく、「防災の備えの大切さ」を中心に講演会や書籍出版を行う防災アドバイザーの高荷智也さんに、「命を守るため」の防災対策を教えていただいた。
©︎日本テレビ
■「家の耐震チェック」と「家具の固定」を
「非常食や防災グッズ、これは、あくまでも生き延びた後に必要になるものです。まずやっていただきたいのは生き延びること、命を守ることです」と高荷さん。そのためにまずしなければならないのが、「命を守る環境作り」だという。
その環境作りのためにまず必要なのが「家の耐震チェック」と「家具の固定」。
耐震チェックで鍵となるのが「1981年6月1日」。「(この日に)建築基準法の中にある耐震基準が大きく改正され、これより後に建てられた住宅は、震度6強の直撃を受けても即潰れるという可能性が低いんです」と高荷さん。それ以前の住宅は即座の倒壊の可能性があり、すぐに耐震診断を受けた方がよい。
©︎日本テレビ
家具の固定については、最優先は「重い家具」と「背の高い家具」。「直撃をした時に命が関わるものから固定をするのが大事」と高荷さん。背の高い家具は突っ張り棒などで固定。背の低い家具の場合は粘着式のもので固定するのがよい。
©︎日本テレビ
また、食器棚などの扉がすぐに開かないようにしておくために、ホームセンターなどで1,000円程度で購入できる「パーフェクトロック」が便利とのこと。取り付け方は食器棚の開閉部分にネジで固定するだけ。地震が発生した時には揺れをセンサーが感知して、自動でロックがかかる仕組み。揺れが収まれば通常通り扉が開け閉めできる。
ガラスの保護も大事で「割れてしまうと床に飛び散って、避難できない」ようなことを避けるべく、ガラスには「飛散防止フィルム」を貼り付けるべき。こちらはホームセンターなどで1,000円〜2,000円程度で購入できる。
■大事な防災グッズは「スリッパ、懐中電灯、軍手、笛」
「命を守るため」という観点から見た重要な防災グッズは、スリッパ、懐中電灯、軍手、笛。
手足を守る道具(スリッパ、軍手)、照明(懐中電灯)助けを呼ぶ道具(笛)。これらをポーチに入れて枕元に置いて地震で飛ばされないように固定しておく、それだけでも有効な防災対策に。
©︎日本テレビ
■「ハザードマップ」を確認する時に留意すべき点
「命を守るため」の防災対策、最後は「避難する場所を知っておく」こと。
避難をする場所には「指定緊急避難場所」と「指定避難所」の2種類がある。その違いについて高荷さんは「公園や駐車場、グラウンドなど、命を守るために逃げ込む場所が指定緊急避難場所。そして、命が助かった後に一時的に滞在する場所が指定避難所」と解説。
また、自治体が作成している「ハザードマップ」や「防災マップ」を見て、避難場所を確認しておくことも大事だが、「避難場所は災害の種類ごとに異なる」ことも留意しておくべき。「津波であれば海から離れた場所、土砂災害であれば崖がない場所。川が洪水を起こす場所であれば、川によって安全な避難場所が異なる」(高荷さん)などと状況によって安全な場所は異なるのだ。
家の環境、防災グッズ、避難場所の情報と、様々な面での防災対策を日頃から意識しておこう。
※記事の内容は放送時のものです。
気分がアガる 生活情報をお届けする情報番組「バゲット」。毎週月曜日〜木曜日 朝10:25〜11:30 日本テレビほかネット局にて放送中。
バゲット公式サイト https://www.ntv.co.jp/baguette/
バゲット公式ツイッター https://twitter.com/baguette_ntv