今週の路線
JR中央線
東京駅から八王子市の高尾駅まで全24駅を結ぶ53.1kmの路線。
再開発の進む東京丸の内、ビジネスの中心地新宿、
多くの人が住む中野・高円寺・吉祥寺などを通り、
豊かな自然が残る八王子まで、車窓が見せてくれる風景は目まぐるしく変化。
駅ごとに違った文化が楽しめる、個性豊かな路線です
今週の旅人
片岡孝太郎
1968年1月23日生まれ。
15代目片岡仁左衛門の長男として生まれ、5歳で初舞台を踏む。
女形として活躍する、新世代の歌舞伎界を担うひとり。
歌舞伎以外にも、映画・テレビドラマで俳優として出演するなど、多方面で活躍中。
東京駅 日の丸リムジン(電気タクシー)
今回の待ち合わせは、東京丸の内。
東京駅周辺は再開発の真っただ中。
歌舞伎座も、4月で千秋楽を迎え建て替え中。
感慨深いものがありますね。新しい時代を感じさせます。
そんな丸の内を歩いていると、何やら音のしないタクシーが。
実は東京発の電気自動車タクシー。新しい時代ですね。
東京駅 BLOODY DOLL・露餃庵 (ペリメニ)
電気自動車タクシーは観光案内もするということで、
小腹がすいた片岡さんは、お勧めのお店へと連れてきてもらいました。
そこは、週に2回しか食べられない餃子だとのこと。
表におかれた看板には露餃庵?の文字が。
中に入ってみると、ロシア人女性がお出迎え。
そう、ここはロシアの餃子専門店だったのです。
中野駅 ホミル
最初の途中下車は中野。
高校時代中野に通っていた片岡さん。
思い出の町で何か見つかるでしょうか。
すると、商店街にハングルでホミルと書かれた看板を発見。
のぞいてみると、そこは韓国で今大人気のお菓子屋さん。
新しい韓国スイーツの味は、懐かしいホッとする味でした。
中野駅 じろう塾
ぶらり歩いていると、怪しげな張り紙を発見。
五中専門じろう塾???
見当もつかない張り紙に思わず訪問する片岡さん。
出てきたじろう先生はユニークな先生。
生徒達が勉強に熱中できるよう、
授業に様々なアイディアを詰め込んでいました。
高円寺駅 氷川神社
次の途中下車は高円寺。
高円寺・吉祥寺・国分寺と、寺の名前が多くつく中央線。
しかし発見したのは気象神社なる神社でした。
全国唯一という全天候に対応した気象神社。
晴れや雨を願う人は何となくわかりますが、
雪や曇りを願う人たちもいるのにはびっくり。
高円寺駅 あぶさん
高円寺の商店街を歩いていると、
焼貝あぶさんという看板を発見しました。
お店の前で店長さんに出会うと、珍しい貝を仕入れ中。
まだ準備中でしたが、無理をいって食べさせてもらうことに。
珍しい貝料理に舌鼓。大満足でした。
阿佐ヶ谷駅 寿々木園
続いての途中下車は阿佐ヶ谷。
片岡さんは、あまり来たことのない街らしく、
ワクワクしながらお散歩を始めました。
すると、駅のすぐそばに釣り堀が。
昼間っから結構の人数の大人が釣りに熱中しています。
何を釣っているのかと思ったら、金魚!
しかも、やたらに大きな金魚が釣れるんです!ビックリ!
阿佐ヶ谷駅 菊池正明さん(金魚釣り名人・喜久知屋製菓)
金魚釣り名人の菊池さんに連れられ、
ご自宅の金魚を見せてもらうことに。
すると、ご自宅には300匹以上の金魚達が!
実は、煎餅屋を営む菊池さん。
お店を訪れるお客さんに無料で金魚をプレゼントしているんだとか。
さらには、金魚が好きなあまり、金魚の焼印入り煎餅までも。
三鷹駅 株式会社 ビクトリア(オーデコ・額認識システム)
以前ぶらりしたときにも素敵な出会いのあった三鷹で途中下車。
歩いていると、地元のコミュニティーセンターで、
何やら目の前を三角の紙を行ったり来たり…?
尋ねてみると、最新の歩行補助具の練習中。
額で感じることで、障害物を認識するんだとか。
体験させてもらうと、何か希望の光みたいなものを感じました。
まだまだ新たな発見を求めて、片岡さんとはここでお別れ。