千鳥・かまいたち 4人の冠番組『千鳥かまいたちアワー』（日本テレビ系 毎週土曜よる11時30分）。5月13日（土）放送では、2015年に結婚した太田博久（ジャングルポケット）と近藤千尋の夫婦がゲストに登場！ 

実は、近藤には夫婦共演の際に「夫に、夫婦タレントで売れる覚悟がない」「夫が芸人からの見え方を気にしすぎている」という悩みがあるそう。ジャングルポケットのおたけも「見てらんなかった、ずっと。仮面夫婦に見えるというか、本性で話してないという」「中途半端が一番見てられないし、はっきりさせてほしい」とこの悩みには同意。

そこで今回は、太田・近藤夫婦を面白くしようと4人がプロデュースすることに！

「夫婦タレントとして企業案件とかを決めていきたい」と意気込む近藤の一方、「確かにちょっと目を背けてきた部分がある」「なめてるとかじゃないんですけど、ジャングルポケットの仕事で一応ある程度は食べていけるっていう部分があるから、是が非でも、みたいな鼻息の荒さが今まで出てなかった」と心当たりがある様子の太田。

ちなみに、今活躍しているほかの夫婦タレントを調べてみたところ、そこにはいくつかの必勝パターンが。佐々木健介・北斗晶夫婦の場合は「鬼嫁の尻に敷かれる夫パターン」。庄司智春・藤本美貴夫婦の場合は「妻の名前を大声で叫ぶパターン」。アレク・川崎希夫婦の場合は「チャラい夫にぞっこんな実業家の妻パターン」。林家ペー・パー子夫婦の場合は「夫のボケを妻の笑い声でスベらせないパターン」。かつみ♡さゆり夫婦の場合は「ボヨヨーンとネクタイピーンパターン」といった特徴があるよう。

今回は、以前太田と近藤が「理想の夫婦」に関する賞を受賞したイベントを模したセットをスタジオに設置し、4人がプロデュースした内容を実践する。

イベント当日のVTRを見てみると、立ち位置を気にしながら下を向いて登場し、太田がなんとも言えない堅い表情…太田がボケてみるも、小さな笑いに包まれた会場を見て、「わしはショックやった。もうあの舞台上での動き？」（大悟）、「負の遺産として残ってる」（山内健司）、「この顔どっかで見たことあんなって思ったんですけど、（濱家が生田絵梨花とリリースした楽曲）『ビートDEトーヒ』踊ってる時の俺…おんなじ顔してる」（濱家隆一）とコメントが続いた。

大悟が「2人はどういうキャラでいきたいの？」と聞くと、「かつみ（♡さゆり）さんみたいな」と近藤。♡さゆりの代名詞「ボヨヨーン」も「CM来るなら何回でもやる」と割り切った表情を見せた。

そこで、大悟が「ワシ的にはもう今の太田を活かしたほうがいいと思うから。なんか仕掛けられても仕掛けられても」微妙な表情でスカし続けて、「思いっきりそっちをやれば」と提案。

さらに大悟が、かつみ♡の代名詞・ネクタイを「お前の（気持ちの）バロメーターみたいにしたら？」とアドバイス。ノブの「ダチョウ倶楽部さんみたいな喧嘩ノリみたいになって、夫婦キスみたいな」という提案は、「あれ男がしてるからウケるだけであって、この夫婦がしてウケるわけない」「そこもギリギリのところで太田が『これはもう』（拒絶）」と大悟がアレンジ。

さっそく、かつみ♡さゆりの代名詞「ネクタイ」「ボヨヨーン」を使い、実践してみることに！

まずは挨拶。会場へ言葉を投げかける太田の横で、近藤が動き回りながら何度も「ボヨヨーン」に挑戦。すると、太田のネクタイが徐々に下がっていく。

後半は、「ちょっと小さな笑いに包まれてすみません」と旦那をいじる近藤を、太田が「こういうところでさ、旦那のこと小さな笑いとか、そういうイジり方って見え方よくないからやめた方がいいと思う」と指摘し、「なんでそんなこと言うの」（近藤）、「おかしいじゃん」（太田）と言い合いになる構図に。何度か言い合った結果、近藤がキス待ちの顔をすると、「あ、こんな人前でキスするような安い男じゃないから」と拒絶。しかし、そこで「あ、切れちゃった」と太田のネクタイの紐が切れるアクシデントが起こり、スタジオ爆笑。

こうして実践を終え、「太田さんこれで頑張っていけそうですか？」と聞くノブだが、太田は「ホントにこの後の夫婦の仕事マジでどうしたらいいか全くわからなくなりました」と困惑した表情を見せ、笑いを誘った。