新宿DASH ~屋上で池の水ぜんぶ入れる大作戦~
9月2日(日)放送の『新宿DASH』は、池がいよいよ完成へ!
新宿区・高田馬場にある大学屋上のTOKIOのベース基地。
ここに、様々な生き物が集まる池を作りたい!が、そもそも屋上にどうやって池を作ればいいのか?
そこで太一が向かったのは、目黒区の首都高大橋ジャンクションの屋上にある庭園。
そこにある3つの水辺では、300種類もの生き物に加え、カルガモの姿が!
目黒川に沿ってやって来て、巣作りの場所を探しているらしい。
「という事は、神田川沿いにあるベース基地の屋上でも、カルガモが来て、子供を産む可能性がある」と太一。
そのためには、カルガモのヒナの餌となるヤゴ(トンボの幼虫)などの水生昆虫と、それらが隠れたりする水草が不可欠だが、乗り越えなければいけないのが、ビルの屋上ならではの重量制限。
池を作るのに必要な土を敷き詰めると明らかに重量をオーバーしてしまう。
その問題を解決するのは、軽くて丈夫な発泡スチロール。土の1/75という軽さで、98%が空気で腐ることなく半永久的に使える。池の形に削り、その上に土を敷けば、植物を生やすこともできる。
まさに、うってつけの素材!
過去にお世話になった静岡県焼津市の工場で作った35枚の発泡スチロールで、早速、池づくり開始!
電熱線を使って発砲スチロールをカットしていき、大小2つの池とそれを繋ぐトンネル、ろ過装置から池に繋がる「レンタロウ(荒い流れ)」と「クリステル(優雅な流れ)」。酸素が生まれる中洲、そして池に流れる滝を作り上げた。
そして、その土台にゴム製の防水シートを敷き、城島が東京都青梅市の森からとって来た粘土質で栄養満点の荒木田土1トンを敷き詰めた。
さらに、岸辺には新男米の苗とオオイヌタデを植えた。こうして、動き出してから293日。
新宿の屋上に生き物を呼ぶためのオアシスとなるTOKIOのハート池がついに完成した!
あとは、このハート池に水を入れるだけ。
観測史上初の6月下旬の梅雨明けの影響で、長瀬が梅雨入り前に設置していたゴミバケツに溜まった大量の雨水のおかげ…
水深も申し分ないほどに溜まり、その水面には早くもアメンボの姿も!
川上先生によると、「地面の暑さで水たまりが枯れて飛んできた可能性がある」という。
それを聞いて、太一も思わず
「池作って良かったね!」と大喜び。
そこから猛暑が続いたが、時折降るゲリラ豪雨や台風の影響で水位をキープ。
その水面にはシオカラトンボのメスが産卵しているだけではなく、池の水をさらうと、ヤゴ(トンボの幼虫)の姿も!川上先生曰く、すでにこの池で生態系が生まれつつあるという。
さらに、予想外の生き物も!?それは、日本古来からの池の守り神!
でも、なんで屋上に!?