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ザ!鉄腕!DASH!!

日曜よる7時00分~7時58分 放送

DASH村 ~22度目の米作り~

2022.11.27 公開

22度目の米作り。215日の全記録完結。
福島県、福島駅と郡山駅の中間地点、DASH村のある浪江町のお隣・葛尾村。
雑草生い茂る荒地を田んぼにし、2年目になる今年は「もっと美味い米になるように」と、エビ殻肥料を撒いたり、イノシシなどの天敵から稲を守るためにししおどしを作ったりした。
今年9月に稲刈りして収穫し、秋も深まる10月下旬、いよいよその実りを頂く!


城島・太一・松岡が福島・葛尾村にやってくると、そこに待っていたのは慎太郎。「玄米にしておきました!」
稲を刈った後、天日に干し、地元の福島の仲間と脱穀、籾摺りをして玄米に。
ここまでくれば保存が効く上、精米すればいつでも食べることができる。
「なんでも一人でできるようになったんだね」と太一。
一方、岸はこの日、ドラマの撮影があり参加できず。


気になる今年の粒は…「去年より全然良い」「ツヤが出てますよね」
去年のものと比べてみると、プリプリとふっくらで、色もツヤツヤ。
「田んぼの形を変えたのがよかった。いもち病もなかったもんね」
去年は、いもち病の影響で、十分に栄養が蓄えられず、未熟な粒が多かったが、今年は土手で区切り風通しを良くしたことで、未熟な粒が少なかった。


「あとは味ですな」「美味しいんじゃない」
それを確かめるため、まずはこの玄米を精米。
「輝いてますね」「粒も揃っててプックリしてる」
プックリしたのは粒だけでなく、「すげーななんか。リーダーの手が明雄っちにみたいになってきた」


そこにやって来たのは、炭焼き名人の金光さんや専次郎さんら、DASH村の仲間たち。
その20年来の仲間にも今年の米を見て頂くと「うん良い米だ」「たいしたもんだ」
そして米研ぎをかって出たのは例年通り、城島。「一粒一粒しっかりしてる」研ぐ指先にも伝わるその出来具合。
米を研いだら、いよいよ釜炊き。最初の火の強さで炊きあがりが微妙に変わるため、好みが分かれるが、最年長の金光さんの一声で、直火で一気に加熱。一粒一粒に熱がムラなく伝わり美味しく炊きあがる。


新米のお供は、「俺の豚汁。普段、俺が家で作っている豚汁」と松岡。
こだわりの具は、玉ねぎ、じゃがいも。さらに、和男さんが育てたキャベツ。
そして、豚汁に欠かせない白菜は、自分たちの手で育てたもの。
その白菜を育てた畑は、元々田んぼの一部だった所。日当たりが悪く、いもち病が蔓延してしまったため、そこには稲を植えず、畑にした。


畑づくりが始まったのは、今年5月中旬の事。
最初に取り掛かったのは畝づくり。しかし、去年の秋からほったらかしだったため、土が硬くしまっていた。
TOKIOと岸がクワで土を耕してると、そこにショベルカーに乗って現れたのは慎太郎!
「どうも!森本、資格取って来ました!」
城島の負担を少しでも軽くしたいと、春に講習を受け、重機の資格を取得していた!


実際の現場は、この日が初めて。旋回する時に田んぼの土手を少し壊してしまったが、「これは乗るしかないからね、上達するには。体で覚えるしかない」と、操縦歴21年の城島。
そんな城島の指示を受けながら、新人・慎太郎がショベルカーを操縦するが、作業開始から1時間経っても、畝の形が見えないまま…。結局、城島とバトンタッチ。
「事務所入って初めて感じた、先輩の偉大さ」と、改めて経験の差を痛感した慎太郎。
こうして、日が暮れる前に、なんとか畝まで完成。


そして6月中旬。その畝に、白菜、大根、ニンジン、里芋などの種を無事に蒔くことができたが…
「考えちゃいますよね、畑を見ると」と慎太郎。
結局、城島の手を煩わせた自分が不甲斐なく思い、田んぼに来る度に操縦の練習にいそしみ、稲刈りの日には、去年は一本一本手で運んだ稲をかけるための棒を10本以上まとめて運ぶ。
「たいしたもんだよ、慎」


畑に植えた大根やニンジンなどの野菜たちも順調に生長し、収穫したニンジンを豚汁の具に。
ゴマ油で炒めたら、キャベツ・白菜などの葉野菜もたっぷり入れ、地元産の豚肉と出汁を入れて煮ていく。
豚肉は炒めずに煮るのが松岡流。
と、昌子さんが気になったのが…「お豆腐は入れないの」


そこに「今日来れない岸から預かり物がありまして」と慎太郎が持ってきたのが、豆腐と油揚げ!
これは、昨年8月にお世話になった都路の渡辺豆腐店さんの豆腐の味が忘れられなかった岸が、「サプライズで渡したい」と、新米を炊く3日前に一人でこの店に訪ねて、作り方を教わりながら、大豆から作り上げたもの。


豆腐と油揚げに同封されていたのは、仲間たちと共に新米を食べることができない岸からの手紙。
『みなさん、おつかれさまです。今回、新米を一緒に食べたかったのですが別件でどうも行けそうにありません。
なのでサプライズでとうふを作りました。新米のお供に食べて下さい。本っっっ当に食べたかったです。
苦楽を共にしてきたみなさんと一緒に食べたかったです。食べたすぎます』
「気持ちは伝わったから、岸くんの想いも含めて頂きましょう」


岸が作った豆腐と油揚げを、松岡特製の豚汁に。
さらに、体を温まるようにと、たっぷりのすりおろしたショウガとニンニクを入れ、松岡こだわりの味付けとして、白みそ・米みそ・麦みその3種類の味噌を加え、そこに、オイスターソースとコチュジャンも加え、弱火で煮込み味をなじませる。「いい匂い」


そして、「皆さんすみません!私からのサプライズです!」と慎太郎が持ってきたのは、2週間前、畑で採れた白菜を使って作った特製キムチ!
キムチづくりの参考にしたのが、21年前に城島が本場韓国で修行して学んだキムチの作り方。
大切なのは魚介の旨味。そこで、調達した魚介の旨味は、田んぼの肥料にも使ったバナメイエビ。
その頭と殻を塩漬けした白菜や野菜の間に挟み、2週間漬け込んだ。
「キムチ、スゴいじゃん」「これは美味そうだよ」


そして、新米も炊き上がり、蒸らし終わり。器によそって…「22度目の米、頂きます!」
「うまいね!」「甘いね!去年と全然違う!食感がいいよ」「コメの弾力があってもちもちしてる」
DASH村の仲間たちからも「美味しい」「死ぬまで長生きする」と大絶賛!


そして、松岡特製の俺の豚汁は…「うまい!」「これは染み渡る」
豚汁の中に入っている、岸からのサプライズの豆腐と油揚げも最高の組み合わせに。
最高なのはそれだけではなく、漬物名人の孝子さんの漬物や梅干しも。


さらに、慎太郎特製のキムチは米と一緒に。「慎太郎キムチうまい!」「ご飯に合う!」
後日、仲間と一緒に新米を食べる事ができなかった岸の元にスタッフが訪ね、新米と豚汁とキムチをお届け。
「マジで美味い!去年より粒の大きさが揃ってる。あと甘い!」
松岡特製の豚汁も味わい、岸が思うことは…「よかったなって思いますね、作って。よくある言葉ですけど倍返し。恩が返ってくる、それ以上の頂きが来るなみたいな」


「確実にレベルアップしてる。でもまだ修正点が生まれて来る。きっとゴールはないんでしょうね」と岸。
走り出したのは21年前の2001年。男たちが仲間たちと共に手塩にかけた新米は、毎年美味しかった。
それでも、いつも心の中にあった想いは、明雄さんの口癖でもあった『まだまだ』。
もっと美味い米を目指し、品種改良や選別など工夫を重ね、繋いで来た22年。
23度目になる来年も、更なる美味しさを求め…「また来年は新たなこともできたら」

【DASH村 特設サイト】

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