そして3日目の朝、バスの車内はなぜか女子高生でいっぱい! 実は、1121個目の明野駅バス停で女子生徒が行き先を尋ねてきた。ちょうど地元高校生の通学時間だったため、新谷はバス路線が学校の前を通ることを確認し、乗せてあげることに。すると女子高生がどっと押し寄せ、さらに新谷がアナウンサーだと分かった瞬間、車内は大騒ぎ! 握手の嵐にとても嬉しそうな新谷だった。こうして1122個目の明野高校前バス停に到着し、女子高生たちは一斉に降りていった。嵐のような時間が去り、車内は打って変わって物静か…。


その後バスは奈良県に入り、東京から673km地点、1198個目の国道岩屋バス停に到着し、運賃はついに2万円を突破! そのままバス路線を順調に進んで交差点を右折すると、そこで新たなトラブル発生! 道へ入ったはいいが、幅が狭くバスが進めない。この道もバス路線のハズだが…実は、通常走っているのは小型のバス。仕方なくバックで戻ることに。滝沢整備士の誘導のもと、微妙なハンドル操作をこなす久保田運転士、対向車スレスレの隙間を慎重にバックし、今にもガードレールをこすりそうだが…何とかこの場を切り抜けた!


気を取り直し、新たな路線を探して走りはじめると…またも狭い山道に遭遇! 地元ドライバーが普通乗用車で走るのも嫌がるほど。道幅はギリギリ、小型軽自動車とすれ違うのも一苦労! そしてこの山道も何とか切り抜け、バスはガソリンスタンドに入った。行き先表示を不思議そうに眺める従業員、脚立を使って窓を拭いてもらい、給油も済ませて韓国への旅を再開!