近田さんに紹介された人物とは・・・伝説の左投手「江夏 豊」投手だった。
江夏 豊 
昭和41年 ドラフト1位で阪神に入団。
日本シリーズでの「江夏の21球」、オールスター9連続奪三振をはじめ、年間最多奪三振(401個)<世界記録>、最優秀救援投手5回<日本記録>などセ・パ両リーグ
に渡って活躍したサウスポー。

そんな、プロ野球界においてサウスポーの代名詞として扱われる江夏投手だが、元々は右利きだったという。
幼いころから野球を始めた江夏さんだが、小学校5年生時初めて買ってもらったグローブは左利き用だった。
また、兄の勧めによって普段の生活から左手を使うようになり、中学生になると完全に左利きになり、その後の活躍に至った。


そこで、元右投げの大投手・江夏さんに二人のフォームを見てもらい左投げのコツを教わることに。
まずは沖山君が右で投げてみると・・・「球速76.3km」。
これには江夏さんも改善点はないという、ナイスピッチングだ。
次は問題の左投げだが、不慣れな手つきでグローブをはめかえ、江夏が見守るなか
投げてみると・・・「球速44.8km」。
ホームベースの手前で球がバウンドしてしまいキャッチャーまで届かなかった。