そのころ気仙沼のサメを手に入れた太平洋ペアは、
早速そのフカヒレを丸ごと使った「フカヒレの姿寿司」に舌鼓を打っていた。
山口「うまぁい!!」
大八木さん「こりゃウマイ!!」

寒風で干され旨みの凝縮したフカヒレを味わいつつ、
お品書きに目をやると、ある寿司ネタに気付いた。
大八木さん「ヒレトロってなんですかね?」

大八木さんも気になるヒレトロとは、サメの胸ビレのこと。
通常、尾ビレは姿煮に使われ、背びれは先ほどの姿寿司に、
そしてもっともゼラチンが多くコラーゲンたっぷりの胸ビレは、
ヒレトロとしてこちら「大政」さんで寿司となるのである。
産地の味を産地で食す、2つ目のフカヒレのお寿司をいただくことに。
山口「とろっとろ!!」
染み出たコラーゲンまであまさずお肌に塗りこみ、
大政では「フカヒレの姿寿司」「ヒレトロ」「中トロ」「皿貝」の4つを完食し、
次のとれたて寿司を目指す!

一方、天然岩のりを求めて竹野町へとやってきた太一と宇梶さん。
竹野町の浜に到着すると、この大荒れの天気の中で岩のりをとっている人を発見! さっそく岩のりを分けていただき、一口いただいてみると、
国分「うんめぇー!!」
冬のこの寒さが一層薫り高く育てるのだという日本海の天然岩のり。
雪のぱらつくなか寿司にする分の岩のりを採取し、これを巻き寿司にするため近くの「喫茶 日本海」へと向かうことに。