そして…
城島「うわぁすごい!サハラ砂漠!!」
もうすでに辺りは明るくなり、眼前に広がる砂漠に目を奪われる城島。
しかし、それよりも城島を惹きつけたものがあった。
城島「…ラクダやぁ!!」
砂漠にきたからには、やはりラクダに乗らなければ。

残金も残りわずかな中からなんとか支払い、ラクダに乗って砂漠を歩き出した城島。 しかし、彼にはここで言っておかなければならないことがあった。
城島「…ものすごく楽だ」
そのとき、砂漠の向こうに朝日が顔を出し、残りの時間もあとわずかとなったことを告げていた。

一方、ポルトガル国境近くのカラという町で、一泊をお世話になった達也と松岡。朝、日が昇る前に目を覚まし、ポルトガルを目指してバスに乗り込んでいた。そんな2人もバスの中から朝日を確認し、気持ちが逸る。そして到着した国境の街だったが、
達也「店もやってないよ…」