お店に駆け込む達也と花田さん。話を伺うと確かにこの店にその大ヒラメはあるという。
そこでさっそく見せてもらうと、その身はすでに他の料理に使われてしまい、残っているのは巨大な骨と頭だけ。
しかし、これらも鍋にするならばいい出汁をとることもでき、また大きな骨の間に残った身もまた格別の味!
なんとか大ヒラメ鍋の望みをつなぎ、時間が差し迫っているため大急ぎで料理を手伝うことに。

一方、こちらもすでに日が暮れてしまった城島・長瀬ペアは、青森県の三戸郡へとやってきていた。
そしてこのあたりの名物といえば「せんべい汁」。かつては冬の保存食としても重宝されたこのせんべいは、そのまま食すだけでなく鍋ものの具としても知られており、今ではせんべい汁専用の「かやきせんべい」と呼ばれるせんべいも販売している。

そんなせんべい汁を味わうべく、2人は三戸の老舗煎餅店へ。
事情を説明し台所をお借りした城島は、手際よく鍋の準備。そして長瀬は鍋の主食材となるせんべいを自らの手で焼いていく。
・・・タイムアップのベルが鳴る直前!なんとかギリギリで鍋にせんべいを投入できた長瀬!急いで口に放り込み、自分で焼いたせんべいを味わう。