一方、一番乗りで伊勢に到着した城島は、
城島「いや〜着いたでぇ。」
と、降りる時でも歩数気にして、大股で宇治山田駅へ下車。
その歩数、確認すると、
城島「2,370・・・。」
なんとも、微妙な残り歩数に、辿り着けるかどうかと、城島の心配も募るが、そこは気にしてられぬと、尚も大股で先を急ぐ。
周辺地図を見てみるも、まだまだ大分距離があるようで、一層、不安募るも、果敢に前進を続ける。
そして、少しでも、歩数を節約するために、バスに乗り込もうと、奮闘。
が、バスは無情にも、城島を残し、出発。
呆然自失の城島を不憫(ふびん)に思ってか。
近くにいた人が、蒲田町行のバスでも、内宮へ行ける事を、それとなく教えてくれた。
困り果て、右往左往していた城島であったが、ここは、ひと安心。

一方、達也も名古屋から伊勢へ。
そこで、歩数を確認すると、その歩数は、2,491歩。
達也「大丈夫でしょう!」
と、余裕しゃくしゃくな達也であったが、油断大敵と、帯を締め直し、気合を込めて、再び出発。
気合満点で進みだした達也。
しかし、いきなり出鼻をくじかれる。
この駅はホームがJRと近鉄に分かれており、達也が乗ってきた近鉄のホームは伊勢方面とは逆のためJR出口まで長い廊下を歩く必要があり、歩数を甚だしく浪費してしまった。
結局、駅構内だけで、107歩も使ってしまい、思わず達也、苦笑い。
駅を出て、ようやくバスに乗り込めると思いきや、
達也「遠くない!?」
伊勢行きのバスが留まる11番乗り場も、達也のはるか向こう。
なんとか、バスへ乗り込めたものの、再び歩数を消耗し、達也は再度苦笑い。
残り歩数136歩の達也は、果たして、たどり着けるのか!?

一方、中之郷から近鉄鳥羽線で宇治山田に降り立った太一。
次のバスへ。
太一「歩数、2,766歩!」
太一も、残り300歩を切り、いよいよ今回の伊勢参りも佳境へ。