海苔胞子は冷たい水温と朝日を感知して牡蠣殻から放出される。
この厳寒期につかなければ失敗の可能性が高いが…。まずは袋の中の牡蠣殻の状態を確認してみることに。
牡蠣殻の内側の黒みは無くなり、白い部分も増えている。
ということは、胞子が放出され、枝に付着しているのか?
そこで、ヒビを丹念に調べていく。
しかし、目につくのはアオノリばかり。

やはり海苔の養殖は夢なのか?…と思われた矢先、城島が何やら発見!
城島「なんか赤いのついてる」
その枝には、確かに他のアオノリとは違う赤みを帯びたものが付着していた。
木村さん「あ〜ノリですね」
ついに念願のノリを発見!!
水につけるとヒラヒラと漂うその姿は、念願のアサクサノリか!?
木村さんも驚きつつ、まだアサクサノリは断定できないという。
そして、他の枝にも発見し、現在コナラのヒビに8箇所、竹のヒビに4箇所。すべて5mmほどの発芽したての状態。ノリづくりはこれからが大切。

期待に胸躍る城島、達也だったが…。
木村さん「まだまだ安心はできませんよ」
そう、アサクサノリは水質に敏感で養殖が難しい。
今後、順調に日光に当たり、光合成を繰り返せば、縦長に大きくなるはず。
DASH海岸初の嬉しい実りとなるか。
と、そこで…
城島「何これ。あーとれた」
城島が指さす海中に漂うノリの胞子。一度取れてしまっては生長をとめてしまうが…。
網ですくって、水槽に移し、良く見てみると…動いていた!
それは海苔の胞子ではなく、クラゲの幼生だった!