梅雨が明けぬまま迎えた7月。
青虫による被害は治まったが、最盛期である夏に晴れの日が少なく、葉の生長は停滞気味。
更なる生長を祈り、秋の訪れを待つ。

迎えた9月。
達也「あー、こんなもんか」
夏が終わり、目標の90cmには僅かに届かなかったが、それでも、葉丈86cmとまずまずの生長ぶり。
と、ここで気になるのはそのお味。
太一「絶対、葉っぱ食べれるよ」
達也「辛いのかな」

普通、西洋ワサビの葉は食用ではないが、試食してみることに。

太一「味はダイコンの葉っぱかな?」
そう、葉の時点ではまだ辛味は無く、秋の日差しでたっぷりと蓄えられた養分が根に送り込まれて初めてその辛さを発揮する。
そこで、少々生長不足の葉の力を補うために用意したのが「エゴマ発酵液肥」。
これを使い、少しでも良い状態で根に養分を送り出せるように促す。