10月。
安定した天気に恵まれたっぷりと日を浴び、根も順調な肥大が期待されたが、
達也「葉っぱ、もうボロボロだ」
11月上旬、早めの初雪でまだ青い部分が残る葉が雪に覆われ、そのまま枯れてしまった。

そして、迎えた収穫の日。
達也「地面の中がどうなっているかだな」
11月後半はあまり日を浴びることが無く、根の状態に不安を抱えながらも、早速、土を掘り返してみる。
根の標準サイズは1mだが、
達也「ちょっと、短めだな」
やはり、十分に養分が行き渡らなかったのかやや小ぶりな60cm。

それでも、諦めずに高く積まれた畝を掘り返してみると、不安を払拭するようやくの手応え。
達也「これ大きくね?」
城島「おぉ、立派や!」

太く育ったその根は、標準を超える長さ1m10cm。
一方、城島は、
城島「これ、すごいね」
幾重にも枝分かれした何とも不思議な根を発見。その後も作業は続き、終わってみれば、この日だけで標準越え5本を含む計10本の大収穫となった。