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次に、風船の型に使えそうな物を求めてホームセンターにやって来た二人。
達也「これ、いいな」
達也が目を付けたのは、水道管などに使われる塩ビ製のパイプ。
城島「これ一番太いんちゃう?」
その大きさは通常の風船の型を遥かに凌ぐ、直径15cm、長さ400cmの極太サイズ。
これならば、さぞかし巨大な風船が作れるに違いない! |
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巨大風船に必要な軟化剤と型を手に入れた二人。体育館に場所を移し伊藤さん夫妻ご協力の元、風船作りへ。
通常、風船作りは余分な原料液を流れ落とすため型を縦にして行なうのだが、長さ4mの型ではそれも不可能。そこで、型を横に寝かせ原料液に浸していく事に。
達也「よし、行こう」
型をゆっくりと回転させ、まんべんなく原料液に浸していく。
伊藤さん「泡を立てないよう、静かに」
表面に泡が出来ると、そこから風船が割れる恐れがある。それを防ぐため、息を吹きかけ泡を潰していく。
達也「あ、泡が無くなるね」 |
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表面の泡が無くなった所で、ストーブを置いて作った即席の乾燥室へ入れ、1本目が乾くまでの間に2本目も仕上げる。
達也「もう乾いたかな?」
伊藤さん「いい感じですね」
あとは、剥離剤を呼ばれるゴムを剥がしやすくする液体を使って型から風船を外す。
外して、改めて知るその大きさ。
達也「新しい深海魚みたい」
最後に片方の口を縛って、直径15cm、長さ400cmの特大風船が完成! |
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