そこで、おもちゃカエル『コロちゃん』のパッケージを頼りに2人が向かったのは東京下町、墨田区にある『タチバナゴム』。
このタチバナゴムは、昭和26年に創業した老舗ゴム製造工場。
現在は製造中止してしまったらしいが、コロちゃんは50年前に生まれたロングセラー商品だった。

早速、タチバナゴムを営む虻川さんにおもちゃカエル作りのアドバイスを伺ったところ、カエルがジャンプするポイントはゴム脚の折り方にあるらしい。
虻川さん「足首を折り返して、陸上のように強い蹴り脚を作ることが必要」
2人の分析と同じ様に巨大カエルがジャンプするポイントは、関節付きのゴムの脚だった。
それに加え、ゴムの脚を一瞬で膨らませるポンプが重要となるとのこと。
そして、ボディに関しては、見るが早しということで、製作の工程を見せて頂くことに。

カエルのボディは、カエルの金型をとった中空成型機というプレス機械にプラスチック原料を流し込んで作られる。
この機械は、カエルの型に仕上げながら、中は空洞にするという工程で作られていた。
早速、この成型機の中に緑色のプラスチック材料を入れ、カエルの形をした金型でプレスしてもらう。