出題されたスイッチと見比べてみると大きな違いが…。
この工場のスイッチには、数える単位表示が立体などの物をさす単位は「個」であるのに対し、出題の物は、薄くて平らな物をさす単位「枚」。
ちなみに、鍋の取っ手やつまみは、高温の鋳型に樹脂を入れて溶かし、固めて作られるということで、作り方も違っていた。
それでは、材料と思われる黒い物体は一体なんなのか?
北嶋さんに見ていただくと…
北嶋さん「これは、おそらく樹脂です」
つまり、プラスチックなどの原料の樹脂素材ではないか、とのこと。
ここまでで判明した手がかりは、@黒い物体はプラスチックの樹脂素材、A「枚」で数える薄く平たな板、という2点。

それらを踏まえて、さらに推理をすると…。
松岡「フリスビーとか」
それに加えて、城島が、出題映像の物は、円盤の真ん中に穴が開いていることを指摘し、
城島「レコードとかになってしまいそうな気がする」
松岡「レコードって今あるのかな?」

そこで、現在レコードを製作している場所を調べてみると、アナログレコード製作は、横浜の「東洋化成」という一社のみで行っていることが判明!
スイッチが押されるのは、40分後の10時30分。
急いで、横浜の「東洋化成」へ向かうことに!
東洋化成に到着すると、そこには、出題映像に映っていた粟野さんの姿が!

粟野さんに案内されると、そこには出題映像にあったスイッチを発見!
松岡「これだこれだ!」
第1問の正解は、レコード盤制作スイッチだった。
東洋化成は、アジアでは唯一のレコード工場で、プレス機は1時間に約100枚ものレコードをプレスすることができるという。
全盛期には、年6000万枚以上ものレコードを生産し、現在は、国内外問わず年間40万枚を生産している。