まず太一が訪れたのは、兵庫県にあるP&G明石工場。
こちらでは、紙オムツの代名詞ともいわれる「パンパース」を日本国内の9割以上、さらにアジア向けにも製造している国内唯一のパンパース工場。
目を付けたのは、紙オムツに使われる吸水ポリマー。
太一「吸水部分はどうなってるんですか?」
早速その吸水力を確かめる為、オムツを研究開発している開発本部へ。

研究開発本部を訪ねると、登場したのはトーマスくんというオムツ研究開発用の赤ちゃん人形。
新生児の平均的な体格を模した人形で、口から飲ませた水分は、赤ちゃんと同様に排泄するようになっており、おしっこの広がりから、吸水体のベストな位置や量を確認するのに役立つ。
さっそく、トーマスくんにオムツをはかせて、気になるパンパース、吸水部分の実力を拝見。

するとオムツに吸収された水分は、逆さにしても落ちてこない。
太一「(オムツの)中でゼリーみたいになってる!」
吸水ポリマーの形状は元々、塩のような粉だが水分を吸収すると、数倍に膨れ上がって水分を中に閉じ込める。
ここでの実験では吸水ポリマー2gに対して、70mlの水分を吸いきる驚異の吸水力。
職員「きれいな水なら1gで200mlの水を吸う性能がある」
持ち運べる家、材料の一つはオムツの吸水ポリマーに決定!