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次は、いよいよ大掛かりな凧作り。
富士市内の体育館をお借りし、揚力アップの為のボディーのデザインを考える。
長瀬「翼を広げてみる?」
すなわち、翼を広げた飛翔スタイルにすることで、風を受ける面積を広げ、揚力を増し体勢を安定させる。 |
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そこへ、凧に用いる600平米の大量の黄色い生地が到着。
それに実物の100倍の型紙を当て、パーツを切り出す。
その大きさは、広げると半分も体育館に収まり切らないほど。
それらを、工業用ミシンで縫い合わせていく。
慎重な長瀬に対し、村でも手慣れたミシン裁きの松岡。
こうして100倍村長の縫合が完了。 |
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残るは、凧を膨らませる空気の入口である村長のクチバシ。
長瀬「ここが一番重要な部分だからね」
それは先ほど、村長と同じく空気を骨代わりとする、タコ型のフローフォームカイトを揚げて学んだ構造。
この構造は、空気口から、常に空気を取り込み続けないと袋状のボディが縮み、揚力が安定しない。
松岡「風が上手く入るのは大変なんだね」 |
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