そこで、モータースポーツ好きの長瀬が空気口の参考に訪れたのは、静岡県小山町の富士スピードウェイ。
長瀬「フォーミュラカー!かっこいい」
ヒントにするのは、最高時速200kmのレーシングカーの一部“エアインテーク"。
燃料を燃焼するために、効率よく空気を取り入れ、常にエンジンへ空気を供給させる為の空気口。

身をもって、空気の流れを体感して学ぶべく、長瀬は自作のビニール紐付きヘルメットを着用し、テスト走行。
プロドライバーの先導車と2台でスタート。
空気の流れの安定しない連続コーナーにてヘルメットのビニール紐の動を観察する。
すると激しい動きの中、数本のビニール紐が縁にくっ付きながら空気口の中へ入っている。

角がある空気の入口は、空気の流れを乱してしまう。
対してエアインテークのように丸い入口では、空気の乱れが少なくスムーズに流れる。
結果、空気を早く、より多くの量を取り入れられる。
実験の発案者、長瀬も改めて構造を確認。
長瀬「(エアインテークの縁が)Rの形になってるね」
これを村長のクチバシに取り入れるなら、“たらこ唇"型。
これで、全てのポイントはクリアー。