おやつの後は、収穫したピーマンの選別作業。
使用するのは、ピーマン専用の選別機。
出荷されるピーマンには、2L・L・M・Sの4つの規格があり、機械に備え付けられた分銅によって、重さごとに自動的に振り分けられる。だが、
原さん「B級品だけ(人の手で)取り除く」
B級品とは、主に曲がって形が悪いため出荷できないピーマンのこと。
しかし、出荷できるA品とB品の曲がり具合は、ほんのわずかな差。
これをどんどん機械を流れてくる中から、瞬時に見極めなくてはならない。

まずは、この選別作業に長瀬が挑戦。
だが、目で追うのはかなり集中力が必要で、1つ選んでいる間に、どんどんピーマンが流れて行ってしまう!
長瀬「(流れが)速いよ!ダメだ1回ストップ」
では次、城島にバトンタッチ。と、その姿に
奥さん「(農家の)ベテランみたいに見える」
そういえば以前、山形県でだだちゃ豆の選別をやった時も、やけに選別作業が似合う男だった…。
そうして、城島の頑張りもあり、綺麗に選別完了。

そして、生産量日本一の町でもオススメの料理はピーマンの肉詰め。
これをフライパンで、よく火が通るまで焼いている間にもう一品。
それは、苦みを徹底的に減らす食べ方だという。
奥さん「丸ごと焼くのが一番」
ピーマンの苦味は、その細胞の中に含まれている。
これを切ることによって細胞が壊れると、苦味や水分が出てしまうため切らずに丸ごと焼くと、苦みが流れ出ないばかりか、火が通ると苦み成分が無くなり、旨味が残るという。
そうして、焼き上がった丸焼きに鰹節と醤油をかけて完成。