3月10日

DASH村で収穫したさつまいもを売りに、久々に大きな町へ行きました。
やきいもの行商は、移動しながら焼かなくてはならず、さらに、焼きながら買いに来てくれた方とも接しなくてはならないので、右往左往してしまいました。しかし、買ってくださった方の中に、「おいしい」と言ってくれた方がいたので、本当に安心しました。

いもを売りに町へ行って気づいたのですが、町と村は比べてみても、そんなに違いを感じません。
町はせかせか、村はのんびり、といった印象がありますが、案外、村のほうが、山仕事や畑仕事など、やらなくてはならないことがいろいろあって、忙しいのではないかと思えるほどです。
そして、時間の流れも、野や山をよく見ていると、日々、草や木の様子、そして、天候が移り変わっているので、決して村はよく言われるように時間がゆっくり流れているわけではないと思いました。

都会の人は冷たい、とよく言いますが、いもを売ったときに接した感じではそうでもなく、全国、いや世界中、どこへ行っても、同じ人間の食う寝るところに住むところ、そんなに変わらないんだなと思いました。

 

今年は雪も、10センチくらい積もっただけで、本当に暖かい冬でした。
世の中は日に日に春めいていきます。




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