3月24日

DASH村で暮らす動物たちには、意外な共通点があります。
それは、こぞって、こもるのが好きだということ・・・。

まず、北登は役場の前に自分で掘った穴にこもっています。
この穴は、深さ15センチ、直径50センチほどの体がちょうど入るくらいの大きさ。去年の春、せっせとせっせと地道に掘り、いつの間にか体がぴったりはまる大きさになりました。
犬は涼しさを求めて穴を掘る習性があるそうなのですが、この穴はよほど居心地がいいのでしょう。夜こそ小屋に入りますが、昼間はずっとこちらで、昼寝をしたり、畑を眺めたりして、すっぽりと体をうずめてこもっています。

アイガモたちもそれぞれにこもっています。こもるのは、小屋の中の仕切られた"個室"。私が近寄ると驚いて出てきますが、一羽ずつ、あるいは、二羽、三羽と羽を寄せ合って入っています。
この"個室"は、メスのアイガモ、「さくら」が卵を産んだ場所。やっぱり落ち着くのでしょう。小屋を大改装して本当によかったと思っています。

北登とアイガモは、体も小さめなのでこもるのが似合うのですが、実は、あの八木橋もこもるのが大好きです。
そのこもる場所とは、なんと、小屋の中にある草を入れるえさ箱。
体長1メートル30センチの八木橋は、入っても座ることはできないのですが、このえさ箱がお気に入りで、よく中に入ってボーっと立っています。
ただ、なぜここにこもるのかは、説明が考えられません。
やはり、野菜を入れてある穴倉にも喜んで入っていく八木橋は、こもり好きなのでしょうか。

それぞれ、いつもの場所にこもってじっと待っているのは、春。
DASH村の桜の芽もすこし、ふくらんできたようです。







前の週 次の週