4月21日

山は日ごとに淡いみどりに染まっていきます。
ついこの間まで枯れた風景だったDASH村も、息を吹き返したように鮮やかになっていきます。

森の中に入り、一本一本の木を近くで見てみると、あふれだすのは青々としたやわらかい若葉。
田んぼの畦や土手の草も、色濃くなってきています。
菜の花やタンポポの花が足元で揺れ、歩くとふさふさとした草の感触が春を伝える晴れた日の午後。


そんな季節になりました。

春なので、いろいろと動きがあります。
夢の水車づくり。これまでにない野菜に挑戦する畑づくり。新たなる決意のもとはじめたお米づくり。
毎日、さまざまな取り組みをしている大忙しのDASH村です。


ただ、いろいろな取り組みをしているのですが、ひとつのことを極めた人たちを見ていると、やっぱり何か、誰にも負けないひとつのこと、というものがないといけないな、と思いました。このままではいつまでも誰からも必要とされない人間のままなのだ、と。
何でもいいので、ちょっとでも自信を持てるものをつくりたいと反省した桜膨らむ春のある日でした。




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