7月14日

台風6号が通過し、大雨と強風で大変なことになったDASH村。
予報を受けて、何より心配だったのは、果樹園です。
果物は実が落ちてしまったらそれまでです。気が気ではありませんでした。幸い、何とかなりましたが、まだまだ台風はやってきているので、果物、お米、野菜が無事、実りのときまで持ちこたえてくれるか、また、人の手で何とかできるのか、とても不安です。

ただ、台風がやってきて、梅雨も明ければ、いよいよ夏。
今年も夏の訪れを告げるほたるが、光を放ちながら舞っています。

ほたるは、アイガモのいる溜め池の上の小川の周りでたくさん見ることができました。日も暮れてしばらくした夜8時ごろ、闇に黄緑色の神秘的な光の線が描かれます。
今年のほたるは、気ままな動きをみせます。高いところをふらふらと舞って森の中に消えていくものもあれば、私の足元に下りてきて、葉っぱに止まってじっとしているものもあります。

このほたる、動物たちにも見せようと思ったのですが、北登は台風をまだこわがっているのか、小屋から出てきません。そして、仔やぎたちはマサヨに寄り添って寝ていて、起こしても小屋の外に出ようとしません。また、溜め池にいるアイガモたちは夜でも池に入ってバシャバシャ遊んでいてそれどころではなく、田んぼにいるアイガモたちも、同じく、夜だというのにあぜ道を忙しそうに歩き回っていて私の後についてきませんでした。

結局、ほたるは私ひとりで見ました。




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