9月29日

一雨降るごとに秋らしくなっていくこの季節。
雨は恵みですが、やっぱり憂鬱なものです。
動物たちも外に出ることは出ますが、毛が濡れるので、すぐに小屋に戻ってきます。

ただ、雨の日があるからこそ、晴れの日がよりいっそううれしく感じるものです。
雨があがり、雲が消え、青空と太陽が眼に飛び込んでくる瞬間、動物たちも喜んで外に飛び出していき、八木橋もマサヨも、つかさもつばさも、北登もアイガモたちも、みんなDASH村の中を、所狭しと駆け回ります。




それぞれの動物たちが駆け回るのを見ているのはおもしろいものですが、もっとも見ていておもしろいのは、やはり八木橋。
最古参であり、古株であるDASH村のすべてを知り尽くした八木橋は、駆け回るというより、徘徊するといった感じで、おいしい草の生えている所を巡り、さまざまなものを、つまみ食いしてまわります。
そして、マサヨと子供たちが、たのしそうにしていると、遠くからでも、のっしのっしと大きな身体を揺らせて走ってきて、一緒に草を食べたり、遊んだりしています。

こんなキラキラとした雨上がり。
雨は晴れのよろこびをより強調してくれるものだと思うと、じっと上がるのを待っているのもわるくないものです。





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