12月15日

週のはじめ、ここDASH村にも雪が降りました。
夜に降り出し見る見るうちに積もり、朝見てみると一面白銀。20センチくらい積もりました。

仔やぎたちは、初めての雪がこわかったのか、なかなか外に出て行こうとしません。兄のつかさは興味深げに雪を食べていましたが、弟のつばさは足が冷たいのか、雪に触れようともしません。
ただ、北登も、アイガモも、喜んで跳ね回っています。ですので、せっかくだからと扉を開けると、兄弟で家から飛び出して行き、いつもとは違う姿になった畑を駆け回り、真っ白な風景に溶け込みました。




今年は、珍しい光景に出会うことができました。
田んぼ一面に、おわんをひっくりかえしたような模様が、ぽこぽこと現れたのです。
これは、田んぼに張っていた水の上に顔を出していた稲刈りのあとの株を、さらさらと降った雪がちょうど、株をすっぽり覆うくらいに降ったためにできたもの。
雪がかかった枝や葉を、雪持ちの枝、などといいますが、こうした風景を指す言葉はあるのでしょうか。ぽこぽこと、おもしろい眺めでした。






長いつららもできました。夜は、気温がマイナス5度くらいまで冷え込んだため、古民家の軒先には50センチほどの鋭いつららも下がり、夜中に光を当てたら、とてもきれいでした。
そして、水車も厚い透き通った氷でよろいのように覆われました。ただ、湧き水は流れているため、しっかりと回っています。キラキラしながら、回る氷の水車は迫力があります。



一夜にしてすべてを真っ白く染め上げたこの冬の雪。
そのあと晴れの日がつづいたので、今は、だいぶ融けてきましたが、この冬、また新しい光景に出会えるといいものです。








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