2月23日

春を感じられるような暖かい話をお伝えしたいと考えてやまないのですが、まだまだ、寒い日のつづくDASH村。
雪こそ降らないものの、山も、家も、田畑も、静けさだけが漂っています。

そんな今ですが、火事のあと、焼けた木材などの片づけをしているときに手伝いに来てくださったおじいさんや、炊き出しなどをしてくれたおばちゃんたちに、改めて、人のあたたかさを感じました。



この方々は、みな、普段、お世話になっている明雄さんや孝子さんの古くからのお知り合いで、常日頃から何かとご一緒させていただく機会の多い方々です。
みな、お年を召されているのですが、本当にお元気で、明雄さんをご覧になればお分かりかと思いますが、70歳をこえていても、力仕事では、青年にも負けません。
そして、おばちゃんたちも、本当に、感謝の思いでいっぱいになる方たちばかり。
何というのでしょうか。人情の機微に通じているというか、酸いも甘いもかみわけるというか、長い人生で様々な苦境を乗り越えられてきた方たちなのでしょう。
こちらが苦しいときは、それを察して余計なことは言わず、黙っていてくれます。それでいて、こっそり握り飯などを持ってきてくれたり、変わった草花を探して持ってきてくれたりします。


ほとんど言葉を交わすことはなくてもその笑顔とあいさつだけで伝わる優しさや思いやり。
この方たちは、テレビによく出ている明雄さんを含め、みな、はっきり言って、カメラを向けると、照れくさそうにして喜びません。そして、日々、接しているだけに、今さら、写真を撮らせていただきたいとも言い出しにくく、あまり写真の数はありません。
ただ、様々な場面で撮影させていただいた写真は、探せばけっこうあるものです。こうした写真も、いつか、懐かしく思い出す日が来るのでしょう。
本当に、ひとりひとりの方々に感謝いたしております。この思いが、うまく伝わるとよいのですが。






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