短冊に願い事を代筆していると、皆様のDASH村に対する熱い思いがひしひしと伝わりました。そして、自分がここにいる事を嬉しく思い、責任感を感じます。本当にたくさんのご応募、有難うございました。


雨が降り、時折涼しい風が吹く。笹の葉がサラサラと音を立てて、目にも耳にも涼しい。そんな七夕の夜、市川さんをはじめ、明雄さんや金光さんととても楽しく過ごすことが出来た。市川さんは浴衣姿で登場し、いつもの勇ましい姿とはうって変わって、おしとやか。北登もはじめは市川さんだと気付かずに吠えてばかりいた。番犬の役割をしっかり果たす北登でしたが、その2分後には市川さんにデレデレと甘えてばかり。本当に賢い犬です。
今回そんな北登のことを思う、皆様からの願い事がとても多くありました。劣らず、八木橋一家にも、アイガモ隊にも、田んぼにも、畑にも、たくさんの願い事がありました。笹と同じようにサラサラと揺れる短冊。それを見ながら、ここを管理する人間として、「夢の田舎」の住人として、気が引き締まる思いでした。


今週は先週と同じく、毎日のように雨が降った。
役場、畑、果樹園、それぞれ梅雨対策を施したものの、心配になり、縁側でそれらを見守る時間が増えた。見ているうちに雨にも、いろいろあることに気付いた。
爽快な雨、鬱陶しい雨、痛い雨、気まぐれな雨、冷たい雨、優しい雨・・・。
その時の心持ちや気分次第で、降ってくる雨の印象も違ってくる。例えば、勢いのある雨は、普段外に出るのも躊躇してしまうが、一日の作業を終えた後だと汚れも疲れも洗い流してくれそうで、爽快であったりする。
植物を潤し育てる、恵みの雨を慈雨と言いますが、いろいろな事に気付かせてくれる梅雨の雨は、僕にとっても慈雨と言えそうです。


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